大道書房という名前は、戸田氏が 子母沢寛の『大道』に感激して命名した由(設立は昭和15年)。そして、ずいぶん時代ものも出しているので、そのあたりの関係で探偵ものもやっていたんでしょうね。
戦後の少年誌は研究している人も多く、いろいろわかっているらしいんですが、大道書房がどんなものかはあまり聞きません。戸田氏は『紀の上一族』を出した直後に捕まっているようです。
英夫人によると戦後、池田大作青年が海野邸によく原稿取りに来ていたらしいです。「怪星ガン」あたりでしょうか。「大地獄旅行」が池田氏の宗教観と合わなかった(?)ため、連載中止になったのは横田氏の指摘するところです。たしかに、戸田氏から池田氏に編集がバトンタッチされるときに、いろいろあったという話を伺ったことがあります。
私は創価学会にはまったく縁がなく、誰か調べてくれるとありがたいと思っていたところだったので、創価大学の方がやってくださるというのは渡りに船です。
甲賀さんについては、最近、エッセイが面白いと思い始めています。先日、息子さんを山で亡くされたときの手記を立ち読みしたのですが、なかなか興味深いものでした。高かったので買わずに帰りましたが。
末永昭二 さん
黒崎義久さのHPに掲示板が解説された事は知っていましたが、訪問した時まだほとんど書き込みがなかったので、その後巡回コースには入れていませんでした。
そんな訳で、大阪圭吉が話題に出ている事は、知りませんでした。
早速訪問してみました。
本当に(当たり前だ)大道書房の発行人・戸田城外は、創価学会の戸田城聖氏のようですね。
当然発行人の名前は見ていましたが、全く気にもなりませんでした。
知らないと言う事は怖いですね。勉強になります。
何故に戸田氏が探偵小説を、と言うのは気になりますが。
黒崎さんの掲示板にも、ご返事して来ようかな、と思っています。
桜 さん
「熊谷市郎氏インタビュー」は刺激的ですね。
桜さんだからこその、疑問や、いままで持っていた謎の氷解など、あると思います。
探偵詳説史、出版史に知識があればあるだけ、刺激的なのだと思います。
熊谷さんの証言にも、時を経ているための、記憶の混同などがありそうな気がします。
桜さんをはじめ、研究家のみなさんの検証が必要だと思います。
私も、これから何度か読み直してみたいと思っています。
上崎書房について触れられているのにも、驚きました。
神戸で現在古書店を行っている「上崎書店」が、戦前戦後に書籍を出版していたのは間違いありません。
この上崎書店が、大阪圭吉の著書『誓ひの魚雷』の出版元ではないかとと疑っているのですが、まだ確認が取れていません。
(この本自体が、本当に出版されたかどうかも、未確認)
これまた、akawasさんに、「大阪圭吉掲示板」で教えていただいたところによると、上崎書店店主の上崎哲夫氏は、探偵小説など出版した事は無い、と証言されているようです。
ネット上で、上崎書店の出版物を検索してみると、確かに専門書、教養書の出版が多いようです。
なかで、1冊次ぎのような本を入手しています。
『怪奇探偵捕物実話』 玉蟲三四郎・著 昭和22年9月10日発行
この本は、実話集?で探偵小説ではないですが、上崎氏の証言も、鵜呑みには出来ないようです。
熊谷氏の発言と合わせると、やっぱり上崎書店と大阪圭吉は関係があったのか?
私の課題になっています。
ちなみに、上掲書の印刷者/印刷人は中外印刷株式会社で、戦後版熊谷書房の印刷所と同じ、従って熊谷書房の所在地と同じです。
森下祐行 さん
ご登場ありがとうございます。
「ヒッチコック・マガジン」について、情報は提供していただけたでしょうか?
該当号をお持ちの方、是非森下さんにご協力をお願い致します。
森下さんのHP「ミスダス」は、野村宏平さんの「Index to Anthologies」と共に、ミステリー系リファレンス頁の双璧だと思っています。
書誌情報は、責任を持って作成しようとすると、大変なご苦労です。
このようなリファレンスが、WEB上で気軽にアクセスできるのは、素晴らしいことですね。
「WEB版ヒッチコックマガジン総目録・索引」の追加も、首を長くしてお待ちしています。
アイナット さん
はじめまして。
アイナットさんHPには、訪問させていただいています。
と言っても、最近Yahoo!の紹介で知ったのですが。(申し訳ありません)
近頃は、戦前探偵作家のHPも充実してきて、ファンとしても嬉しい限りです。
甲賀三郎となれば、作品の調査も大阪圭吉とは比べ物にならないほどのたいへんだと思います。
これからも、資料の公開、HPの充実、よろしくお願いします。
アイナットさんはご存知だと思いますが、甲賀三郎と言えば、大阪圭吉のデビュー時の推奨者でもあり、創作上の師でもあったのです。
実際、年に何回かは上京し、小栗虫太郎らと共に、甲賀三郎主宰の勉強会に参加していたようです。
アイナットさんのご質問には、既にお答えいただいたようですね。
日下さん、末永さん、ありがとうございました。
トビラノラビット さん
「sumus」の発行のご案内、ありがとうございます。
私の手元にも、桜さんと同じ日に届きました。
「熊谷市郎氏インタビュー 『ぷろふいる』五十年」、再読、再々読しました。
改めて、活字になったものを読み返すと、また新しい事実が浮かび上がってきて、興味は尽きません。
解説、注記も充実して、読み応えがあります。
読み進んで行くうちに、熊谷さんの関西弁(京言葉?)が聞こえてくるような気がしました。
熊谷氏のインタビューを、このような形で公開することを実現していただいた扉野良人様、インタビューの公開を許可していただいた熊谷さんのご遺族、インタビューを残していただき監修を行っていただいた川島様、横山様には、心より感謝いたします。
このインタビューは、探偵小説史、出版史について興味を持つ者にとっては、必読必携の書だと思います。
また、探偵小説を愛し、ミステリー発展の中に大きな足跡を残した、ミステリーファンの大先輩の証言としても、共感を覚えるものがあります。
本掲示板をご覧の皆さまにも、ぜひ手にとっていただきたい、と思います。
トビラノラビット さん、ありがとうございました。
No.551 青霧 さん
はじめまして。
投稿ありがとうございます。
> なんだか掲示板の話題を見ると私なんか場違いのような気もしますが・・・。
なんておっしゃらずに、気軽に投稿してください。
私としても、濃くて難しい話だけではなく、現役作家の話しもしたいです。(爆)
加納さんのファン頁は、少ないですね。何故なのでしょう?
加納朋子さんの作品を読んだ方は、必ず評価が高いのに。
加納朋子さんのMLも運営されていらっしゃるのですね。
どんな話題が交わされているのでしょうか?
ちょっと、入ってみたいと思っているんですけど…。
これからもよろしくお願いします。
奈良泰明 さん
はじめまして。
ご挨拶が遅くなって、申し訳ありません。
世界探偵小説全集の月報などの、情報ご提供、ありがとうございます。
素晴らしい蔵書をお持ちののようですね。
これからも、色々教えて下さい。
また、「湘南オフ」へのご参加表明、ありがとうございます。
お逢い出来るのを楽しみにしています。
日下三蔵 さん
月報情報、甲賀三郎情報、教えていただき、ありがとうございます。
「湘南オフ」には、参加を考えていただいただ、と言うことだけで感激です。
岩堀さん、須川さんのお言葉によると、次回以降の開催も考えていらっしゃるようです。
ご都合が付けば、是非ご参加ください。
また、本格ミステリ大賞の受賞、おめでとうございます。
『ミステリー事典』は、末永くミステリーファンの座右に置かれるべき本なので、受賞できて良かったと思います。
協会賞を受賞した『推理作家の出来るまで』(都筑道夫)と言う、強力なライバルがありましたから。
そう言えば、日下さんは、こちらの関係者でもありますね。
日下さんのお仕事には、感謝と敬意を表します。
岩堀 さん、須川 さん
湘南オフの準備、ありがとうございます。
当日が、紫陽花が満開で、天気が良いといいですね。
> 宮本幹也のモデル問題、結局どういう具合にケリがついたのかは私も記憶あり
> ません。オフ会でお話聞けるのを楽しみにしておりま
どんな話しなのでしょうか? 興味有ります。
熊谷市郎さんのお話、続きです。
5 「仮面」は竹之内さんが命名した(p68)
しかし、このときの編集人は熊谷さんですが、このあたりは混乱でしょうか
6「大怪盗」のあとに九鬼さんの作品はある(p69)
単行本はないのではないでしょうか
7赤沼さんの作品には覚えがない(p69)
しかし、発行されているのですが
8上崎書房が本(探偵小説らしい)をだしていた(p73)
これは、小林さんも調べられていて、まだ結論にはいたらない
その他、熊谷さんのお話を読んでいて、その周辺の取材としてはすばらしさを感じました。
末永さん、スムース6号を読んで、熊谷さんの存在、九鬼さんとの関係などが続々とでてきますので、私には、頭の中が整理できました。
気になったので大道書房について検索してみたのですが、戦後にも存在したという資料もあるようですね。ただし確度は低そうですが。「かもめ書房の前身」って、ホントなのでしょうか(『sumus』買わなきゃ)。
龍生さんが神保町にあったころ(10年以上前!)、十蘭の『紀の上一族』の表紙の「アメリカの暴虐」というキャッチコピーが「墨塗り」されているものを見たことがあるのですが、とすると、もしかしたら大道書房が戦後にも継続していて、在庫に「墨塗り」を施して売っていたのかなと思ってしまうのですが、どんなものでしょうか。
もちろん、「紙に印刷したものだったら何でも売れた」時代のことですから、戦中のデッドストックのヤバそうなところに墨を塗って誰かあるいは戸田氏が売ったのか、心配性の古本屋さんあるいは当時の持ち主が塗ったのか、確たる証拠はないですが、まあ、そんな本もあった、というお話です。
アイナット様。
甲賀三郎の世界、開設以来よく拝見しています。
貴BBSで質問された方は、その前に黒崎義久さんの(できたばかりの)BBSにも蘭郁二郎、大阪圭吉(『仮面の親日』)がらみで同じような質問をされていて、奇しくも私も小林文庫の「大阪圭吉FANページ」を推薦しておきました。
私は知らなかったのですが、大道書房の発行人・戸田城外という人は、創価学会の戸田城聖氏なんだそうです。先日来、手持の本の奥付データをデータベースソフトに入力しているのですが、そのときにちょっと気になったものの、よく似た名前の人だと思ってほったらかしてました。
創価学会と海野さんとの関係は有名(全集解説などで言及あり)ですが、そうすると蘭、大阪、久生十蘭なども何らかの関係があったということですね。もちろん、信者だとかそういうことではないですが。
理由は詳述しませんが、私は大道書房は複数あるわけでなく、終戦まででなくなったのではないかと思っていますが、いかがでしょう。
日下です。
>アイナットさま
手持ちの資料では、以下のようになっております。
「怪奇連判状」九州日日新聞/昭和12年10月30日〜昭和13年7月7日
「血染のパイプ」雄弁/昭和7年4〜6月号
「黒木京子殺人事件」講談倶楽部/昭和9年10月号
「百万長者殺人事件」大衆倶楽部/昭和9年1月号〜(終了月号不明)
「ものいふ牌」講談倶楽部/昭和10年11月号
《文学時代》掲載作品
「発声フィルム」昭和4年7月号
「蜘蛛」昭和5年1月号
「殺人未遂者の手記」6月号
「勇猛果敢の脱獄」11月号
「無人島の殺人」12月号
「亡命者」昭和6年2月号
「小手川英輔の奇怪な犯罪」10月号
『雪原の謀略』は未所持のため、お役に立てません。
大道書房の単行本を何か持っていたような気もします
が、同じ名前の会社が複数あるのでは意味なし……。
初めまして。
(厳密には、本当は今は昔二年前に一度書き込んだことがあります。それと中さんや宮澤さんには、ネット上で何度か大変お世話になっておりますが。)
私なんぞの素人では場違いに思えますが、恐れながらも、少々質問がありまして、書き込みに参らせて頂きました。
私は「乱歩の世界」及び最近では「甲賀三郎の世界」というサイトを作成・管理しているのですが、
下記のURLに甲賀三郎の作品リストを現在地道に調べて、作成しております。
http://members3.cool.ne.jp/~inat/rampo/kohga/syosetu_list.htm(重いです)
確認できない部分など、わからない点も多く、それに作品数そのものも不透明なのが現状です。
そこで、いきなりの質問で差し出がましいですが、例えば「怪奇連判状」、「血染のパイプ」
「黒木京子殺人事件」「百万長者殺人事件」「ものいふ牌」などの初出雑誌及び号数や《文学時代》の収録作など、
もしご存じであれば、ご教示戴けないでしょうか?昭和12年以降については、大学図書館の東京朝日新聞の覆刻版
の宣伝などで、邪道ながら、まだある程度気軽に探す事も出来るのですが、それ以前の調査漏れとなると、
地道な調査補完ではどうも難しそうなので、いきなりの出現で恐縮ですが、質問させて戴きました。
それと「雪原の謀略」という昭和18年の単行本の発行所住所(大道書房)の情報もご存じでしたら、ご教示頂けると嬉しい限りです。
これは「甲賀の掲示板」に質問がありまして、なんでも複数の大道書房があるから、住所を知りたいとのことだったのですが、もし
よろしければ御願いします。、
熊谷市郎さんのお話を読むために、出かけた所用に持参しています。
1 神戸に探偵小説クラブ(p64)
時期的には神戸の「ぷろふいるの会」でしょうか
2 はじめ「仮面」という題(p65)
これはすでに戦前考えられていた雑誌の誌名だったのですね
3 一版は千部(p67)
これはこの昭和十年代には初版が千部印刷されていたということですね、初めて知りました。
4 昭和20年2月に初版として『夢殿殺人事件』がでていたようだ(p68)
再版やこの再版の改装版があることから、どうやら、この初版はある、と考えられます。
ところで、宝石選書『刺青殺人事件』初版一冊、再版が手元に9冊あります。再版を比較しますと、資料などで、5刷、6刷された、といわれていますが、すべて、この再版と表示されているように思われます。再版同士をみても、だんだん、かすれているものがあるので、紙型がつぶれていったのでしょうか。
また、再版の日が微妙にずれているので、うたがわれるのです。
それにしても、この5刷、6刷表示はあるのでしょうか。
中さん、下のリスト、ほぼ完成でしょうか、めまいがしてきました。
■奈良泰明様
どうもありがとうございます。お手数をおかけしております。ひたすら恐縮しております。お知らせいただきました改造社版不木全集の「ニュース」は、乱歩の「補遺二冊発行に就て」が掲載された第三号のことでしょうか。「補遺二冊発行に就て」の掲載ページだけはコピーを所蔵しているのですが、ものはついでのお手数ついで、お申し越しの「ニュース」もコピーをお送りいただければたいへんありがたく思います。重ね重ねのお心遣い、ほんとに感謝しております。
●戦前の月報
これまでにお知らせいただいたところをいったんまとめるため、先日のリストを再掲載いたします(それぞれの書名は省きます)。冒頭のマークは、○=月報が附されていた、×=月報はなかった、●=月報の現物またはコピーを所蔵しているあるいは近くコピーをお送りいただける運びとなったああ嬉しいな、を意味します。おかげさまで月報の有無は確定できたように思います。
○現代大衆文学全集/平凡社
●世界大衆文学全集/改造社
×探偵小説全集/春陽堂
●世界探偵小説全集/博文館
×日本探偵小説全集/改造社
●世界探偵小説全集/平凡社
○世界犯罪叢書/天人社
○世界猟奇全集/平凡社
○明治大正(昭和)文学全集/春陽堂
○新作探偵小説全集/新潮社
×新作探偵小説全集(改装版)/新潮社
●名作挿画全集/平凡社
×シャーロック・ホームズ/平凡社
○新作大衆小説全集/非凡閣
下から二行目のシャーロック・ホームズは全集ではなく、平凡社版世界探偵小説全集のドイルの巻の紙型使用版と見られるもので、念のためにリストアップいたしましたものの、こんなのに月報がついていたとは考えられません。なかったはずです。あってたまるものですか。ですから本日付をもって、昭和10年10月に刊行された平凡社のシャーロック・ホームズ1『妖犬・恐怖の谷』、同2『シャーロック・ホームズの冒険』には月報は附されていなかったということにしてしまいます。見なかったことにしてください。最後の新作大衆小説全集は第五巻と第三十三巻が乱歩の巻となっており、前者は月報あり、後者はもしかしたら月報なし、ではなかったかと推測される次第ですが仔細は不明。ひきつづき情報提供をお待ちいたします。
中様、昭和四年の改造社版不木全集第15巻の月報“ニュ−ス”に
亂歩の文章が載っていますがこれは調査済みでしょうか。
まだでしたら一緒にお送りしますが。
日下さん
お目に掛かれず残念ですが、岩堀さんの
おっしゃるとおり、湘南オフ会は随時
開催ですのでまたの機会は遠くないかと。
お渡しする物もありますので (^○^)
日下さま
>自宅が横須賀なので、湘南オフ会はぜひとも参加したいと
>思っていたのですが、6/23(土)は本格ミステリ作家
>クラブの総会と本格ミステリ大賞の授賞式があるため、残
>念ながら参加できそうにありません。くー(泣)
横須賀在と伺っていたので(私も横須賀の浦賀です)、ご出席頂けるかと
思っていたのですが…。私見では、これがミステリ?と思うような作品が
人気を呼んでいる作今、「純正」本格ミステリには頑張って頂きたいので
総会・授賞式の盛会を祈っております。本日の朝日夕刊に本格ミステリ大賞
の記事載っていましたね。
湘南オフ会、今回限りにはしないつもりですので次回は是非是非ご出席
下さい。
末永さま
>さて、今日は、ある作家のご遺族にインタビューしてきました。
>例によって思わぬ人間関係がわかって、大変な収穫でした。
>それとは別に、このインタビューをしたご本人が大衆文学系のお仕事を
>されているので、>いろいろお話を伺いました。
>面白かったのはこの方が宮本幹也や三橋一夫さんと仲が良かったという
>ことで す。
>以前岩堀様に(私信で)ご教示いただいた宮本幹也のモデル問題のお話も
>伺いました。
>裁判ざたになったので、作家仲間や編集者が「景気付け」に傍聴して応援した
>んだそうです。
宮本幹也のモデル問題、結局どういう具合にケリがついたのかは私も記憶あり
ません。オフ会でお話聞けるのを楽しみにしております。
末永さん、これはすごいことになりましたね、多くの関係者にあわれてお仕事ができるなんて、本当にうらやましいです。
成果の公表をお待ちしています。
別冊太陽の『地下本の世界(発禁本II)』を購入しました。戦後の地下本、時たま、怪奇小説とかいてあると、思わずみてしまいます。
『地下鉄伸公』については、地下鉄サムからの連想で、昭和21年のものを購入していますが、その他に『美しき星座』『光ある海』『新装』などが三木蒐一さんにはあるようです。
個人的には、「探偵新聞」の総目次、あるいはその実物をみたいのですが、あまりにも手持ちのものがすくなくて、呆然とします。
あるものが見当たらないので、ここのところ、本棚の整理をしています。ないならば、泣けてきます。それで、本が読めない。
毎日が新展開で、刺激的な状況ですね。
加納作品の数少ない情報源としてこちらのサイトにお世話になっています。
とりあえずご挨拶に参上しました。
なんだか掲示板の話題を見ると私なんか場違いのような気もしますが・・・。
これからもよろしくお願いします。
No.549は敬称がメチャクチャでした。中様を軽んじているわけではないので、どうぞあしからず。
桜様。
三木蒐一がいつまで博文館にいたのかは即答しかねますが、戦後の同誌にはずいぶん書いてますね。『地下鉄伸公』についは、私より詳しい方がここをご覧になっているはずです。フォローよろしくお願いします。
お答えするのは難しいですね。私はお手上げ状態なのですが、日下様、奈良様のご参入で文字通り急展開。どこまで突き進んでしまうのだろう、そしてどんな本ができあがるのだろう、と思わせます。
さて、今日は、ある作家のご遺族にインタビューしてきました。
例によって思わぬ人間関係がわかって、大変な収穫でした。
それとは別に、このインタビューをしたご本人が大衆文学系のお仕事をされているので、いろいろお話を伺いました。
面白かったのはこの方が宮本幹也や三橋一夫さんと仲が良かったということです。
以前岩堀様に(私信で)ご教示いただいた宮本幹也のモデル問題のお話も伺いました。裁判ざたになったので、作家仲間や編集者が「景気付け」に傍聴して応援したんだそうです。また、宮本さんのご自宅にはいろんな仕掛けがしてあって、「忍者屋敷」と呼ばれていた由。
三橋さんは柔道のお話でした。
ともかく、誰かに会うと必ず収穫があるものです。『sumus』 のようなお仕事がこれからもどんどん発表されるといいと思います。もちろん及ばずながら私も何かやろうと考えています。
突然の発言を失礼します。
じつは、現在「WEB版ヒッチコックマガジン総目録・索引」なるものを作成中で、元データはほぼ入力を終わったところです。そのWEB版目録に表紙の画像をいれたいとおもっているのですが、以下の二冊が私の手持ちにありません。
通巻7号 1960年2月号
通巻10号 1960年5月号
もしこの号をお持ちで、なおかつ表紙の画像データ(スキャナ・データ)を撮ってもいい、という方がいらっしゃったら、ご連絡いただけるとうれしいのですが。
あつかましい依頼で恐縮ですが、よろしく。
小林文庫オーナーさま
皆さま
sumus6号が出来ました。
『ぷろふいる』の発行人、熊谷市郎氏のインタビューが、
川島昭夫氏、横山茂雄氏の監修のもとで掲載されています。
まさにロングインタビューで、もりだくさんの内容です(ロングすぎて
字が小さくなってしまいました…)。小林文庫さんのこの掲示板でさかん
に交わされている探偵小説出版史を知る手がかりとして、一資料に加えて
いただけるのではと思います。
この一年あまりのあいだ、熊谷さんのインタビューの存在がはじめて、
小林文庫さんのHP上であきらかになってから、まず芦辺拓さんが
光文社文庫の『ぷろふいる傑作選』に関わられていた動きとあいまって、
さまざまな展開があり、さらにめぐりめぐってインタビューのテープを手に
した私が、それを活字におこして公表するまでに至ったのは、不思議な
出来事でした。
私が、そのようなことを申すことよりも、なにより1983年にこの
インタビューを実現された川島氏、横山氏の熱意があってです。
だからこそ熊谷さんの言葉が、いまこうして甦ったわけですから。
それからインタビュー末には、本掲示板でなされた熊谷さんの
関わられた出版の刊行書の公開調査、それを参考に作った書誌を
掲載させていただきました。調査では、情報を寄せていただいた
皆さまに、あらためてお礼を申し上げます。
そして小林文庫オーナーさまには、いろいろとお世話になってしまい、
ほんとうにありがとうございます。
これからも私は熊谷さんについてはさらに追っていきたいと思います。
またご迷惑をかけてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。
sumus http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/5180
海月書林 http://www1.odn.ne.jp/~cek75520
上記HPでsumusは取り寄せることができます(海月書林は
市川慎子さん(23歳!)によるネット古書店です。ひとあじ違った
品揃えの、いま一押ししているページです。覗いていただけたら
嬉しいです)。
■末永昭二様
お手数をおかけしました。宮澤さんご出演の「週刊マニアタック」で流された映像によると、乱歩の土蔵には春陽堂の明治大正(昭和)文学全集がセットで揃っているようでした。あのセットになら月報も残っているかもしれませんが、それ以外にはもはや確認の手だてがないのではないかという気がしてきました。ともあれいましばらく、みなさんからの情報提供をお待ちしたいと思います。
■大塚俊一様
『二青年図 乱歩と岩田準一』は、乱歩と準一という実在の人物が実名で登場するモデル小説ですから、小説などしょせん虚構であるとはいうものの、読者としてはいわゆる虚実皮膜、やはり気になるところです。一方のモデルの孫にあたる作者が計算ずくでそのあたりを狙っているように見受けられるのも、別の意味で気になるといえば気になります。先日ぱらぱらと眺めた限りでは、恋愛小説(作者の言を借りれば、やおい小説)の定石を踏んで乱歩と準一が膚を合わせるシーンも描かれておりましたので、「実話」の「検証」というほどではありませんが、とりあえず『探偵小説四十年』から乱歩が準一との仲について語ったところを引用しておきます。
《ちょっと断っておくが、岩田君とは同性愛文献あさりの点で気が合っていたので、彼は私よりずっと年少であったけれども、二人の間に同性愛関係があったわけではない。よく旅をして一緒に泊ったりしたが、私は彼と手が触っても嫌悪感を催すほどであった。そういう意味ではなく、岩田君は文献あさりの方では、私の師匠格に当り、人間が好人物で、おしゃべりで、オッチョコチョイで、そのくせ勿体ぶり屋だったから、無口で鈍重で、「勿体ぶり」の逆の性格の私とは、非常にウマが合ったのである》[昭和八年の「精神分析研究会」の項/p.198−199]
じつはまだ作品を拝読しておりませんので(読むことに何かしら抵抗感を覚えているのかもしれません)、読了して気がついたことがあればまたお知らせいたします。
■奈良泰明様
ご無沙汰いたしました。ご丁寧にお調べいただいて、感謝に堪えぬ次第です。いきなり厚かましくて恐縮なのですが、ご所蔵の月報(ニュ−ス第三號・第二號、それからできれば『乱歩集』の帯、はたまた世界探偵通信も)、コピーをお送りいただくことは可能でしょうか。お暇なおりにお手数をおかけできればたいへんありがたく、よろしくお願い申しあげます。
■日下三蔵様
いつもご親切にありがとうございます。『ポー、ホフマン集』が二巻一函であったことすら知りませんでした。お言葉に甘えてコピーをお送りいただきたく、ご多用中、まことに申し訳ありません。
■桜様
お知らせ感謝いたします。「スムース」のことは承っておりましたが、「波」のことは存じませんでした。それにいたしましても仰せのとおりの「急展開」、けさなどほとんど眼が回るような思いを体験しました。じつにありがたい限りです。
世界探偵小説全集 平凡社 第二巻『シャーロック・ホームズの冒険』の月報も在りましたので以下に述べます。
これはB5判四つ折りで「世界探偵通信」の題字になっています。
シャ−ロック・ホ−ムズの冒険は第四回配本で単冊函入りです。
内容はコナン・ドイルの紹介・次号予告・編輯室よりの他に『亂歩氏傳』が載っています。
500字程度の文章です。
*博文館の世界探偵小説全集と同じ年(昭和四年)に出た改造社の
不木全集全17巻の月報も「ニュ−ス」でした。
これは5部しか出ていませんが。
タイトルでした、。
小林さん、「スムース」6号、手元にきました。特集は「新書の昭和三十年代」です。
扉野良人さんの「熊谷市郎氏インタビュー『ぷろふいる』五十年」が掲載され、リストも公開、また、インタビューも完全版でしょうか、いきずまる感じがでています。監修者二名もその名が明らかにされました。ここでもすでに、akawasさんが書かれていましたが、そのうちの一方の人は『日影丈吉全集』にも参画されておられるのですね。
「波」6月号、長谷部史親さんの「江戸川乱歩の唯一の友人だった男」が掲載されていました。
中さん、奈良さん、日下さんの情報で、さらに、すごい急展開になってきました。
末永さん、三木蒐一さんの「地下鉄伸公」のこと、ありがとうございます。戦前、戦後、明朗小説が「新青年」におおく掲載されていますね、いつ頃まで、博文館におられたのでしょうか。
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