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小林文庫の新ゲストブック

過去ログ 2001年01月01日〜2001年06月30日



総発言数:718件 
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No.393 (2001/05/03 12:32) title:そう言えば
Name:小林文庫オーナー ()
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 そう言えば
 桜さんが手に入れられた、「戦線文庫」第48号の「ソロモン海の鬼鷲」もコピーしていただきたいです。
 お願いできないでしょうか?
 (もちろん、コピー代、送料等はお支払いします。)

 そう言えば
 「小説推理」6月号の「本棚探偵の冒険」を遅れ馳せながら拝見。
 このHPは、「古本サイト」だったのか。
 本人は違うと思っているのに! (-_ー;)

> 『幻影の城主』江戸川乱歩、昭和22年2月11日発行。小林さんと同じ、1)でした。
> 灰色の表紙で、これはもともと、カバーはないのでしょうか。
 私の所蔵本もカバーはないです。
 どこかの雑誌で見た書影にもカバーは無かったような記憶が有りますが、どうなのでしょう?

 そう言えば、ずっと以前私の持っている「くろがね叢書」の内容を書くと言ったのを忘れていました、
 遅れ馳せながら、ここに書いておきます。

 くろがね叢書 第十三輯
   昭和十八年十二月三十日発行(毎月一回発行 非売品)P319
   編纂 海軍省外廓団体
      社団法人くろがね会
      くろがね叢書編纂部
  「本叢書は当部監修のもとに戦線海軍将兵慰恤の
   ため、国民の寄せられたる熱誠なる恤兵金を以
   て、作製、配布するものであります。」

  銃後写真だより
  新春の決戦銃後まんが便り 佐次たかし 志村つね平合作
  時代小説 都々逸坊扇歌 木村毅
  講談小説 正直車夫 神田山陽
  時代小説 しらぬ火秘帖 横溝正史
  落語   七福神
  探偵小説 昆虫男爵 大下宇陀児
  大東亜戦争海軍戦果
  銃後朗報

 もう一つ、そう言えば
 新潮社の近刊案内に、次のような本が有りました

  『二青年図 ―乱歩と岩田準一―』岩田準子(25日発売/本体1700円)

   竹久夢二に画才と美貌を寵愛された岩田準一は十八歳の夏、ある男に出会う。
   男の名は平井太郎、後の江戸川乱歩だった。……

 岩田準一の孫娘が描いた長篇小説、だそうです。
 面白そうですね。


No.392 (2001/05/03 12:18) title:ある本を手に入れました
Name: ()

 昨日は、驚きの一冊。
古書店の店頭で見たときは、新刊の流れ品であると、思い、手にとりましたが、しかし、本当に驚愕しました。

 『虚無への供物』塔晶夫、昭和39年2月29日第1刷、白帯に黒字。黒の背景に、赤の薔薇と緑の茎が、目にまぶしいです。
 このようにすばらしい装丁に、驚きです。
 1200円でした。古書価は、7万、というところもあります。

 小林さん、下の目録、先着順のようです。書かれていますように、その3点が無事に昨日、遅く、宅急便できました。その中の一冊は、「川柳祭」。

 「川柳祭」昭和22年2月発行(2巻2号)をみてみますと、いくつかのことが新たにわかりました。
 都筑さんの『推理作家の出来るまで』上巻、にでていました記事には、その雑誌に関して、いくつかの訂正、あるいは追加をすることになります。

・創刊は昭和21年6月。昭和22年でないようです。
・編集の4人のうち、かかれていない人でした(不明とされていた)、もう一人の人とは、あの、古川緑波でした。重要人物が抜け落ちていました。
・挿絵は、あの、伊藤晴雨さんです

 この雑誌には、都筑さんは書かれていませんでした。


No.391 (2001/05/03 11:49) title:ゴールデンウィーク後半
Name:小林文庫オーナー ()
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

 小林文庫です。
 一昨日、昨日と出社して、今日からまたお休みです。

No.381 末永昭二 さん
> 博多の付録は、私も注文していました。>オーナー様。
> やっぱり、あの手の本を買う人なんて世間にはそんなにいないというわけで。
 すっかりお見通し?
 と言いながら、私も常連の皆さんと注文が重なりそうな本を意識して挙げていますけれど(笑)

 例の付録「探偵読物文庫」掲載の「消えた白金像」(楠田匡介)は、”犯人さがし大懸賞小説”なので、解決編が有りませんでした。(泣)
 大倉Y子の作品については、もぐらもち さんにご連絡しました。

> 大衆系の雑誌だけでも、「どこに行けば見られる」という情報がまとまっていれば便利です。ネット上で構築できないものでしょうか。
> 例えば「国会図書館の『○○』という雑誌の欠号分は大宅文庫でカバーできる」とか。
> みんながバラバラに同じ雑誌を追いかけているのは労力のムダですから。
 これは、切実にそう思います。
 あと図書館のコレクション情報も欲しいですね。(北海道立図書館の「栗田文庫」のような)
 本当は、国会図書館などに作って欲しいのですが。(どこかに無いのでしょうか?)
 誰かが叩き台を作れば、その後情報は集まると思いますが。(少し考えましょうか)

> ところで、ここのところ、週に一人は作家・挿絵画家・古い編集者・コレクター・研究者などに
> インタビューするようにしています(会えな> いときは電話で)。
> 本業の片手間なのでなかなか時間が取りにくいですが、やれば必ず何か収穫があるので、これからも続けていくつもりです。
> 意外な人間関係>などがわかるのですが、必ずしも私がネタとして発表するようなものではない情報(例えば私が興味のない
> 作家の情報など)もあるのです。そういう情報も共有化する方法があるのか、共有することの是非も含めて考えてみようか
> と思っています。問題点はいろいろありそうですが。
 梶山季之さんが1日5人に会えと言ったという話(By彷書月刊)の実践ですね。
 面白い話しが、沢山ありそうです。興味が有ります。
 これも、「新青年研究会」などで、公開していただきたいです。

> 「尋ね人をする女」のコピー、必要ですか? それとも、冒頭部かなんかを照合して「懸賞尋ね人」と同一かどうか確認してみますか?
 ありがとうございます。
 大阪圭吉の作品は、原本を所有できないものは、Copyでも所有したいと思っているので、是非お願いします。

No.382,385 桜さん
> 小林さん、伊藤松雄、かなりありそうです。
 伊藤松雄の著書は、少なくとも5冊は有ると言う事ですね。
 私の所蔵本は、桜さんと重なっていました。(というか、『美しき女賊』と『十五少年漂流記』しか持っていません。(;^_^;) )

> 下に上げられた本、『無敵荒鷲魂』伊藤松雄(大東亜社)は、実録ものでした。
> かなり前に入手していましたが、あの、大東亜出版社ではなく、違う出版社でした。
 そういう線で購入されたのですか!?

> 久しぶりに、「月の輪書林古書目録十二 特集・寺島珠雄私記」がでて、その厚さに感嘆しました。
> 四つ、出しましたが、おそらく、先着順のため、だめでしょうか。
 「月の輪書林古書目録」は、古書価も付くというだけ有って、さすがの充実度ですね。
 斜め読みなのに、まだ全部見終わりません。(当然まだ注文できず)
 桜さんの申し込みそうな本が2、3見つかりました。(笑)

No.387 古本まゆ さま
> YAHOOオークション?
 変なことを言ってすみません。 <m(__)m>
 チョット勘違いが有りました。

> HP開設(忙しさと、技術的な問題で遅れに遅れていますが)の為の目玉商品の入手という意味合いが大きかったです。
> 多分「○」とか「○○○」などは、HPに書影を載せての販売となる予定です。
> 高すぎる価格で落札した「○○○」などは、手数料程度の上乗せしかできないでしょうね。
 HPの開設楽しみにしています。
 「○」とか「○○○」、「○○○」など、それなりの価格になりそうとは、ますます期待が高まります。(それだけ珍しい本でしょうから)
 HP開設の折は、是非お知らせ下さい。
 できれば、先着順でなく抽選にして欲しいです。(ボソッ)

 「乱歩の色紙」欲しいです。(ボソ、ボソッ)

No.388 岩堀 さん
> オーナーも須川さんもおられなくて、私がダントツでしたよ(^o^)。
 は、は、はっ。 欠席してスミマセン。
 岩堀さん、須川さん、私に、こしぬま さんも入れて、4長老という感じになっていますもんね。

> 暑気払いでもプランニングしましょうか。
 良いですね。 (^ー^)゙
 できれば、鎌倉、横浜が…

> 乱歩邸の放映、私も同様です。だれかボランティア精神の旺盛な方
> おられませんか?
 もう一度お願いしておきましょう。
 録画できる方がいらしゃたら、録画しておいて下さい。
 BSデジタル放送と言えば、お仕事に関わっている方がいた筈ですが、その方は録画できないのかなぁ(ボソッ)

> >円覚寺には大叔父の墓が有るのです。
>  場所など教えていただければ、今度オーナーの代わりにお参り
>  しましょう。円覚寺は映画人のお墓が多いですね。
 実は、小学生の時以来行った事が無いのです。
 で、場所が良く…。

No.389 須川 毅 さん
Email:tsuyoshi.sugawa@nifty.ne.jp

 「湘南オフ」なんて、勝手に抜け駆けして!!
 …と怒っているわけ訳では有りません。
 別に、私の許可など要らないです。(^O^)

 もし、オフ会の機会が有ったら、教えて下さい。


No.390 (2001/05/02 12:00) title:読めば同じ音にきこえます
Name: ()

 古書目録を整理していますが、書影をみると、カラーでないのが多いです。必要でない目録を破棄して、あとは、ノートにはります。これは結構役に立ちます。

 「松本清張研究 第二号」のご案内がきています。定価2000円。だんだん、厚くなっています。「大正時代の小倉と清張」。
 
 ミスプリントかもしれないと思い、注文した『情痴犯罪捕物秘話』久我荘多(まま)郎、昭和21年8月発行、瑞穂書房大阪事務所。
 久我荘太郎
という名義で『日満殺人事件』松光書院、大阪、昭和11年(こちらは「別冊太陽」に掲載されています)。
 久我荘多郎と久我荘太郎
は同一人物でしょうか、気になる作家です。

 古本まゆさん、HP開設、たのしみにしています。29冊のうち、最後の2冊は、少し苦労して手に入れました。あるとは知らなかったので。


No.389 (2001/05/01 21:11) title:いや申しわけないっす
Name:須川 毅 ()
Email:tsuyoshi.sugawa@nifty.ne.jp

オーナーさま
湘南オフ会なんて勝手に名乗ってしまって・・
でも横浜周辺に在住の方、一緒に飲んで推理小説の
話をしませんか?
御連絡ください。


No.388 (2001/05/01 17:47) title: 特別な内容ではありません
Name:岩堀 ()
Email:dc8y-iwhr@asahi-net.or.jp


須川さま

  >MYSCONには参加できずお目に掛かれませんでした。
  >(また湘南オフ会やりましょうか?)

   オーナーも須川さんもおられなくて、私がダントツでしたよ(^o^)。
   暑気払いでもプランニングしましょうか。

  >その「蘭郁二郎全集」には彼が結核で入院していた
  >鎌倉の病院の写真が出ているのですが、僕は先日
  >この病院に行った事があるのです。蘭郁二郎も
  >結構身近な人だなあと思いました。

   たしかになんという事のない場所でも、関心のある人物がかってその
   空間にいたと思うと、それなりに感慨というものが湧いてきますね。

 オーナーさま
  >関心もあるし、是非見たいのですが、BSデジタル受信機器が無い。(泣)
  >どなたか、録画できる方はいらっしゃいますか?

   乱歩邸の放映、私も同様です。だれかボランティア精神の旺盛な方
   おられませんか?
 
  >円覚寺には大叔父の墓が有るのです。
   場所など教えていただければ、今度オーナーの代わりにお参り
   しましょう。円覚寺は映画人のお墓が多いですね。

  (須川 毅 さん宛) 
  >> また湘南オフ会やりましょうか?
  >そんな事をやってらっしゃたのですか!?

  須川さん、石井春生さん、私の3人で横浜で飲み会やったのですが、
  その折、小林文庫の湘南オフ会として時々やろうかと…。正式に名乗る
  場合はオーナー様の許可を頂きます(^o^)。


No.387 (2001/05/01 16:21) title:YAHOOオークション?
Name:古本まゆ ()
Email:mayu2@sb.starcat.ne.jp

小林文庫オーナーさま
 当店が、YAHOOオークションで本を販売することはありません。あくまで、当店の適正と考える価格で販売させていただきます。
「推理文学」は「日本の古本屋」に登録するつもりですが、それ以上の価格のものとなると、「日本の古本屋」での販売は難しいでしょうね。今回の仕入れはHP開設(忙しさと、技術的な問題で遅れに遅れていますが)の為の目玉商品の入手という意味合いが大きかったです。多分「○」とか「○○○」などは、HPに書影を載せての販売となる予定です。高すぎる価格で落札した「○○○」などは、手数料程度の上乗せしかできないでしょうね。
 6月の名古屋古書会館の即売会にささやかながら出店いたしますが、推理小説を持っていく予定はありません。目録もほとんどが「昭和動乱」関係のものですが、それだけでは華がないので、乱歩の色紙2枚と木々高太郎の色紙を付け加えておきました。

櫻さん
 良かった、29冊揃っていた「推理文学」。


No.386 (2001/05/01 14:01) title:読みなおしました
Name: ()

休み中ということで、もうひとつ話題。

 古本まゆさんが書かれた「推理文学」。そろいは,全29冊。最後の2冊が入手難、というか、出ているのをうっかり忘れている2冊です。

 それを読みなおしていましたら、鈴木五郎さん、「宝石」から出た探偵小説家です。中島河太郎さんと同じ大学、同じ国文科の、昭和十六年卒業で、同窓生。この時、二四歳。
 中島さんの書かれた記事ですから、これは確かと思われます。

 以前手に入れていた『山のコント集』鈴木五郎、北光書房。昭和十八年四月刊。
その序は、武野藤介さんがかかれており、鈴木五郎さんは、登山家で、年齢は武藤さんと同じ四十歳。

 同姓同名であることがわかりました。さらにもうひとり、飛行機関係の鈴木五郎さんがおられます。


No.385 (2001/05/01 07:34) title:長野市の発行です
Name: ()

『幻影の城主』江戸川乱歩、昭和22年2月11日発行。小林さんと同じ、1)でした。灰色の表紙で、これはもともと、カバーはないのでしょうか。

 伊藤松雄さん、すでに書いたものの他に、手元には3冊。
・『美しき女賊』江戸書院、東京都、昭和22年3月20日発行、短編九篇
・『十五少年漂流記』一陽社、長野市、昭和22年4月15日発行
・『血液交換業』黒岩書房、長野市、昭和22年7月25日発行、短編九篇
 未見のものとして、『冒険探偵 怪奇巌城』一陽社、長野市、昭和22年発行

 長野市の発行ですね、これらも。

 今年、一月から四月末日まで、古書目録の数、95冊。昨年は、91冊でしたので、少し多いようです。久しぶりに、「月の輪書林古書目録十二 特集・寺島珠雄私記」がでて、その厚さに感嘆しました。四つ、出しましたが、おそらく、先着順のため、だめでしょうか。


No.384 (2001/04/30 13:07) title:メンテナンス
Name:小林文庫オーナー ()
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/


 「小林文庫の新ゲストブック」の、2000年12月31日以前の書き込みを、過去ログへ移動しました。

 発言番号がずれてしまいましたが、ご了承下さい。
 


No.383 (2001/04/30 11:34) title:それでは、ゴールデンウイークに入ってからの書きこみにRESを
Name:小林文庫オーナー ()
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/


No.371 宮澤@探偵小説頁 さん
> 「週刊マニアタック」の乱歩の放映が当初の予定より二週間早まって5月10日となったそうです。
> 関心ある方はお見逃しなく。

 関心もあるし、是非見たいのですが、BSデジタル受信機器が無い。(泣)
 どなたか、録画できる方はいらっしゃいますか?(あまり、おおっぴらにすると著作権の問題が…)

No.371 こしぬま さん
 エイのぼりに、ワニのぼり!?
 私の地元、群馬県万場村では川を跨いで、数百匹の鯉幟が泳いでいます。(対抗してどうする)
 加藤郁乎さんの話題には、反応不能です。 教養のレベルが…… (-_ー;)

No.373 古本まゆ さん
 大阪での「全古書連の大市」は、古本まゆさんの掲示板への投稿や、ジグソーハウスさんの日記などで、様子が解っていました。
 不思議な時代ですね。
 探偵小説雑誌の一部は、古本まゆさんのところに行ったのですね。
 どう言う風に販売されるのでしょう?
 「日本の古本屋」?、Yahooオークション?

No.375 桜 さん
> 登場人物となりました
 「小説推理」6月号はまだ見ていません。と言うより28日の時点では書店に並んでいませんでした。

 例の話題とは、何でしょう?
 それが、オール・ロマンス、本多喜久夫さんに繋がるのかな?
 今日また探してみます。(ちゃんと毎号購入していますよ!)

No.376 岩堀 さん
 MYSCON2で、お逢いできず申し訳ありません。
 1日だけなら何とかなったのですが、宿泊となると。そのうえ徹夜でもすると、翌々日まで影響が出てしまうので (;^_^;)
 そんな訳で、今回は欠席させていただきました。
 
 蘭郁二郎さんのお墓は、円覚寺ですか!?
 円覚寺には大叔父の墓が有るのです。

> 長期連休は大物読むことにしていまして、明日から小野不由美「屍鬼」に挑む?予定です。
 さすがです。
 「屍鬼」は読み初めて挫折したままです。
 こう言う大長編は、日本経済を底辺で支えている真面目なサラリーマン(私の事:笑)には、読み通す事は不可能ですね。
 私も、GWに『模倣犯』に挑戦してみましょうか

No.377 須川 毅 さん
 同じく、MYSCON2で、お逢いできず残念です。
> また湘南オフ会やりましょうか?
 そんな事をやってらっしゃたのですか!?
 
 黒崎さんは、『海底諜報局』の復刻も進めていらっしゃるようですね。

No.378 月うさぎ さん
 おぉ、ありがとうございます。
 月うさぎさんは、優しいですね。
 心配してくださっていました?(心配していたのは、無謀松さんのことだけ?:笑)
 時々登場して、掲示板の雰囲気を変えて下さい。

 神津恭介の少年ものを読んでいらっしゃる事は、「月のうさぎ」や「夢現半球・雲見櫓」で知ってます。
 「神津恭介年表」はスゴイですね。


No.382 (2001/04/30 08:19) title:本棚を整理しています
Name: ()

小林さん、伊藤松雄、かなりありそうです。
ひさしぶりに、書棚を整理(本を横にうごかすだけですが)してみますと、この人の探偵小説が一箇所にあつまりました。明日、題名はあげますので、ご容赦ください。

 下に上げられた本、『無敵荒鷲魂』伊藤松雄(大東亜社)は、実録ものでした。かなり前に入手していましたが、あの、大東亜出版社ではなく、違う出版社でした。大阪圭吉の小説を連想していたのですが、すこし期待はずれでした。

 日記賞、昭和4年に集中しているのですね、この賞の意味を知りたくなりますね。

 末永さん、『戦線文庫』、読んでいて、戦前にこのような雑誌がでていたのに、驚きます。執筆陣の豪華さに。


No.381 (2001/04/30 01:32) title:世間は狭いもので
Name:末永昭二 ()
Email:ssuenaga@tt.rim.or.jp

博多の付録は、私も注文していました。>オーナー様。
やっぱり、あの手の本を買う人なんて世間にはそんなにいないというわけで。

『戦線文庫』だの『陣中倶楽部』だのは、どこの図書館にもないようです。
20年以上これらの雑誌を探している方(私と抽選でいつも競合している)に昨日いろいろうかがったのですが、やはりどうしても見ることができない雑誌というものがあるもので、これらの雑誌がそれに当たるということでした。
遺族会などの施設(意外な盲点かも?)、あるいは大学の研究室などに、もしかしたらいくらか残っているかもしれませんが、今のところ情報は掴めていません。
個人で揃えている人はいないということです。
大衆系の雑誌だけでも、「どこに行けば見られる」という情報がまとまっていれば便利です。ネット上で構築できないものでしょうか。例えば「国会図書館の『○○』という雑誌の欠号分は大宅文庫でカバーできる」とか。
みんながバラバラに同じ雑誌を追いかけているのは労力のムダですから。

ところで、ここのところ、週に一人は作家・挿絵画家・古い編集者・コレクター・研究者などにインタビューするようにしています(会えないときは電話で)。
本業の片手間なのでなかなか時間が取りにくいですが、やれば必ず何か収穫があるので、これからも続けていくつもりです。意外な人間関係などがわかるのですが、必ずしも私がネタとして発表するようなものではない情報(例えば私が興味のない作家の情報など)もあるのです。そういう情報も共有化する方法があるのか、共有することの是非も含めて考えてみようかと思っています。問題点はいろいろありそうですが。

オーナー様。
「尋ね人をする女」のコピー、必要ですか? それとも、冒頭部かなんかを照合して「懸賞尋ね人」と同一かどうか確認してみますか?


No.380 (2001/04/29 22:55) title:やっぱり、古書の話題を少し
Name:小林文庫オーナー ()
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

No.356 桜 さん
 「戦線文庫」掲載の大阪圭吉「ソロモン海の鬼鷲」は未見です。
 情報大変ありがとうございます。
 「戦線文庫」は探究してますが、めったに見かけないです。
 図書館、文学館もあたっているのですが、殆ど所蔵していない。
 確認できたのは「スエズ湾の軍艦旗」昭和17年6月号だけです。

No.357 末永昭二 さん
 と言うわけで、「尋ね人をする女」昭和14年9月も未見です。
 この作品は、おそらく『人間燈台』収録の「懸賞尋ね人」と同一なので、読んではいると思うのですが。
 どこかに、「戦線文庫」を所蔵している図書館はないですかねぇ?

No.363 桜さん
 「日記賞 博文館」と印がおされた本は、たまたま最近手に入れました。
  昭和4年6月発行の新青年叢書『悪人志願』。
  日記賞って何なのだろうと思っていました。
  昭和4年の出来事なんでしょうね?

『悪人志願』は、K文庫から譲っていただきました。
最近、もっとも嬉しかった本のひとつです。
やっと乱歩のエッセイ書が一歩前進しました。
ついでに最近手に入れた本も書いておくと、

K文庫では、20冊お願いして、7冊入手
でも、大本命の『悪人志願』と「科学朝日」が手に入ったので、最近では最も嬉しい結果でした。
「科学朝日」は、高木彬光『随筆探偵小説』に収録されている「密室殺人」の初出誌。
『随筆探偵小説』では密室の図面が小さくて良く見えないので、以前に国会図書館でCopyして持っていたものです。
他には「サンデー毎日十人集」(サンデー毎日「大衆文藝」の受賞リスト有り!)、『虹色ダイヤ』小酒井不木など。

O舎では、一番欲しかった『無敵荒鷲魂』伊藤松雄(大東亜社)が外れて、ガッカリ。
実は、伊藤松雄は密かに集めています。(全然手に入らないですが)
雑誌「名作」第6号、7号や、「聞助捕物帖」桜田門男(鱒書房)を頒けていただきました。
この、「聞助捕物帖」には「ニュースマン・シリーズ6」と有るのですが、「ニュースマン・シリーズ」って何ですか?

他には、
 雑誌「新潮」昭和25年4月号。これで「幻影城」紹介の「探偵小説特集号」1歩前進。
 少年少女冒険王・昭和26年10月号付録「探偵読物文庫」。「おどる小熊」大倉Y子、「消えた白金像」楠田匡介など掲載。


No.379 (2001/04/29 22:34) title:少しだけお返事
Name:小林文庫オーナー ()
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

小林文庫です。

 お休みしていた間の書きこみには、ご返事できない事をお許し下さい。
 いくつか気になった点だけ触れておきます。

☆ 東 加古 さん
  初登場、ありがとうございます。
  何度も書きこんでいただいたのに、ご返事もせずに申し訳ありません。
  宮澤さん登場の「週刊マニアタック」をご覧になったら、また投稿してください。
  これからもよろしくお願い致します。

☆ 藤原編集室のHP「本棚の中の骸骨」(http://www.bea.hi-ho.ne.jp/ed-fuji/)にリンクしていただきました。
  同HPの「探偵クラブ」のページをを見ると、『とむらい機関車』の項に、「現在、残念ながら本書は品切中だが、近々、さらに増補したかたちで、大阪圭吉傑作集をあらためてお届けできるのではないかと思う。」と有りますね。
  期待して良いかな。

☆ 人外境主人・中さんのHP「名張人外境」(http://www.e-net.or.jp/user/stako/index.html)にリンクしていただきました。
  ありがとうございます。
  これを記念して、「推理小説ノート」内の「江戸川乱歩賞」のページを、リニューアルしました。
  候補作の出版状況や、気になる応募作などを追加しました。一度ご覧下さい。

☆ 熊谷市郎さんのインタビューに参加された、Yさんからメールをいただき、「熊谷市郎出版リスト」に関し情報をいただきました。
  近日中に、リストを更新します。(かなり遅くなって申し訳ありません)
  インタビューの校正も、かなり進んでいらっしゃるようです。
  
  同氏からいただいた情報によると、かもめ書房版の『幻影の城主』には,発行日と定価は同じで
1)発行者 奈良県生駒郡郡山町 熊谷市郎
  発行所 京都市下京区麩屋町仏光寺上ル かもめ書房
2)発行者 神戸市葺合区吾妻通3ー17 熊谷市郎
  発行所 奈良県生駒郡郡山町 かもめ書房
 の2つの版があるようです。
 私の所有本は 1)なのですが。
 2)の発行者住所は「熊谷書房」と同じなのですが…?
 『幻影の城主』は所蔵されている方も多いと思います。皆さん本はどちらですか?


No.378 (2001/04/29 20:42) title:おお!オーナーだ(^^)/
Name:月うさぎ ()

ご無沙汰しております。
ロム専門のうさぎです。
お仕事忙しいようですね。無理だけはなさいませんように…。
最近、神津恭介の少年ものを続けて読めて、ちょっとご機嫌です(^^)
うーん、それにしても、あたしが書き込むと浮きまくるなぁ(苦笑)
オーナー、みなさまごめんなさい。


No.377 (2001/04/29 19:35) title:蘭郁二郎
Name:須川 毅 ()
Email:tsuyoshi.sugawa@nifty.ne.jp

岩堀さん
MYSCONには参加できずお目に掛かれませんでした。
(また湘南オフ会やりましょうか?)
その「蘭郁二郎全集」には彼が結核で入院していた
鎌倉の病院の写真が出ているのですが、僕は先日
この病院に行った事があるのです。蘭郁二郎も
結構身近な人だなあと思いました。


No.376 (2001/04/29 19:18) title: 蘭郁二郎
Name:岩堀 ()
Email:dc8y-iwhr@asahi-net.or.jp


 オーナー様

  お久しぶりです。MYSCON2にもお見えでなくて心配して
  おりました。やはりオーナーの書きこみがないと淋しいですね。

 だいぶ前ですが、須川さんが「蘭郁二郎全集」のこと書かれてましたね。
 その影響というわけでもないのですが、過日 蘭郁二郎「火星の魔術師」
 (国書刊行会)読みました。彼の作品は何篇か読んだ気でいたのですが
 どうも錯覚だったようで(「探偵小説四十年」に立派な写真が載っていて、
 そのせいかも)、私にとっては大変新鮮な印象でした。今日、北鎌倉の
 円覚寺に行ってきたので、彼のお墓にお参りしてきました。寿徳庵という
 塔頭(たっちゅう)の墓所にひっそりと眠っています。

 長期連休は大物読むことにしていまして、明日から小野不由美「屍鬼」に
 挑む?予定です。上下2巻、まさに体力勝負という感じです。去年の
 夏休みは、清涼院さんの「カーニバル」シリーズでしたが、果たして正しい
 読書選定だったか未だに悩んでいます。こんどは読了後すぐに「良かった、
 正しかった」と思いたいのですが。
 


No.375 (2001/04/29 11:08) title:登場人物となりました
Name: ()

「小説推理」6月号、いつものように、購入。はじめにあけるページは、喜国さんの「本棚探偵の冒険」。この第35回には、その登場人物として、

 桜さん

が出ています。ありがとうございます。どのように、登場しているのかは、ここでは述べませんが、例の話題です。
 喜国さん、感謝しています。

 オール・ロマンス、がでれば、「本多喜久夫」さん。私の調べたところによりますと、

 1920年生まれ
 1940年(昭和十五)  映画雑誌を編集・発行      二十歳
 1941年(昭和十六) 「若い科学者」新興亜社     二一歳
 1947年(昭和二二) 「妖奇」創刊(7月号)     二七歳
 1948年(昭和二三) 「オール・ロマンス」創刊(4月号)二八歳
 1951年3月から1952年9月まで 一時、「妖奇」編集・発行を離れる 
 1953年(昭和二八) 「妖奇」改題「トリック」終刊(4月号) 三三歳
 1954年(昭和二九) 「オール・ロマンス」終刊(2月号)   三四歳
   その後のことは、情報が少ないです
 1973年(昭和四八)  五三歳にて死去

 鮎川さんが1919年生まれですから、本多さんと同世代です。角田喜久雄さんは1906年生まれです。昭和二三年頃、どのような接点があったのでしょうか、やはり、映画を通じてでしょうか、もう一つの「謎」です。


No.374 (2001/04/29 00:11) title:ゴールデンウイーク
Name:小林文庫オーナー ()
Email:kobashin@mail.wind.ne.jp
URL:http://www.st.rim.or.jp/~kobashin/

小林文庫です。

 長い間、RESと更新をお休みしてしまい、申し訳ありません。
 
 この間、MYSCON2にも出席できませんでした。
 今まで3回皆勤だったのに…。
 皆さんのレポートを拝見すると、盛り上がった会だったようで、出席したかったなぁ。
 「黒猫荘」の方も、大勢参加されたので、お逢いしたかったです。
 良く訪問するHPとして「小林文庫」や「黒猫荘」を挙げていただいた方々、ありがとうございます。
 出席してお礼もできず、スミマセンでした。
 
 「ゲストブック」に投稿して下さった皆様も、ありがとうございます。
 今週は、kashibaさんのHP更新一次休止宣言が、大きな衝撃でした。
 私は、それ以前から定期的なHPの更新が出来なくなっていますが、たとえカッコ悪くても、未練がましくても、青息吐息でもHPを続けて行きたいと考えています。
 今後も、時々RESが滞ることも有るかと思いますが、見放さずに訪問をお願いします。

 ゴールデンウイークは、暦通り休暇を取ります。
 HPの更新の遅れは、ゴールデンウイーク中に取り戻したいと思っています。
 掲示板へのご返事も、復活して行きます。
 よろしくお願いします。
 
 と言う事で、皆さんへのRES、話題への参加は、これから少しづつして行きます。


No.373 (2001/04/28 18:11) title:{
Name:古本まゆ ()
Email:mayu2@sb.starcat.ne.jp

 この間の全古書連の大市は、待っていても商品が届かないので、ほとんど諦めていたのですが、昨日やっと商品が届き、狙っていた雑誌も多少は仕入れをすることができました。探偵小説は雑誌以外にあまり欲しいものがなかったので、結構頑張ったのですが。
 ところで、僕は高校時代「推理文学」という雑誌を買っていたのですが、本屋の店頭で見かけなくなり、途中までしか揃っていません。今回仕入れた商品を確認すると、通算8号までは「新人物往来社」の発行で、その後の号は「推理文学会」の発行に代わり、装幀も変わっているので、本屋の店頭で見かけなくなったのは、そのあたりのことが原因だったようです。
 この雑誌に書いていた作家で、幾瀬勝彬さんの暗号小説などはもっと評価されていいような気がします。


No.372 (2001/04/28 13:20) title:鯉のぼり
Name:こしぬま ()
Email:kbijutukan@thn.ne.jp
URL:http://k-artmuseum.hoops.ne.jp/

あ、鯉のぼりだ。清水市の海洋博物館にはエイのぼりが翻っています。伊豆の熱川バナナワニ園にはワニのぼりが。
「天才的俳人」(種村季弘の評)加藤郁乎のこの作品も、他の作品同様、拡大解釈から誤解まで、さまざまに論じられています。ホイットマンの詩集「草の葉」とか。


No.371 (2001/04/28 13:18) title:週刊マニアタック
Name:宮澤@探偵小説頁 ()
Email:GCH02173@nifty.ne.jp
URL:http://www.inv.co.jp/~naga/

 自分のページにも書きましたがBS-i「週刊マニアタック」の乱歩の放映が当初の予定より二週間早まって5月10日となったそうです。関心ある方はお見逃しなく。


No.370 (2001/04/28 11:58) title:一軒だけでした
Name: ()

こしぬまさんの「落丁」、「草の葉」にいたく感心しました。「ちょう」が「葉」にたとえられたのでしょうか。

 ちなみに、新刊の書店、10軒をまわりました。しかし、すべて、落丁、乱丁なし。
 夢、幻のようでした。本当に、並べられていたのか、という思い。
末永さん、あまり、でまわらなかった、と思われます。

 知恵の森文庫、『日本ミステリーの100年』には、書影がある期間をのぞいて、その年には、かならず、一作品の書影があります。
雑誌、全集、そして、作品。作品の数は、ぜんぶで、53作品。
 1924年のみ、2つ、掲載されています。甲賀さんの雑誌掲載作品のほかに、春日野緑さんの、翻訳短編集、大きな指紋が印象的です。その他に、短編集も一冊あるようです。
 書影のなかでは、珍しいもののひとつでしょうか。


No.369 (2001/04/28 09:49) title:落丁
Name:こしぬま ()
Email:kbijutukan@thn.ne.jp
URL:http://k-artmuseum.hoops.ne.jp/

落丁一騎対岸の草の葉  加藤郁乎(いくや)


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