No.1105 日下三蔵 さん
Email:CXX06677@nifty.ne.jp
> しまった(笑)
そうでしょうとも(爆)
> ……などといいながら、こんな話題で申し訳ありませんが。
いえいえ
> > 『錦吾捕物帖 物言ふ人形』熊谷書房 s16.12.15初版(中身は、稲妻左近もの)
>
> この本と同一内容の『怪盗江戸小僧』という本を所持しています。
> 昭和二十三年七月十五日 八千代書院発行
> 九鬼澹名義(ただ、字は「膽」になってます。それはキモだ!)
>
> 8話の「蛙男」は未収録で本文249ページ。主人公は錦吾。
> 紙型流用っぽいかんじです。
>
> 桜さんの報告では、ぷろふいるの広告に八千代書院の名があった
> そうですから、何らかの関係があるのでしょうか。
桜さんからも、お返事がありましたが
戦後版「ぷろふいる」の東京支社の住所は、八千代書院と同じ(または1番地違い)。
「仮面」の発行所ぷろふいる社の住所は、ぷろふいる社東京支社、八千代書院と同じ。
「仮面」の別冊(奥付では臨時増刊)の「大家花形捕物競艶集」の発行所は八千代書院に変わっている。
熊谷さんノインタビューでも、八千代書院に出版権を譲った、というような証言があった。
ことから、戦後版「ぷろふいる」には八千代書院が関わっていて、「仮面」に変わった後は八千代書院に主導権が移っている、(のでは)と思います。
日下三蔵に回答してしまった! 我ながらスゴイ。(驚)
みんな、この掲示板で教えていただいたことです。
No.1106 桜 さん
> 日下さんが上げられました『怪盗江戸小僧』という本、これが八千代書院発行ということですので、
> やはり、小林さん、八千代書院まで範囲をひろげなければなりませんね。
彩古 さんに教えていただいた情報によると
昭和17年の『右近捕物帳 花火車』金鈴社が、『捕物秘帖 消えた藤娘』(熊谷書房 S.21)と、『稲妻左近捕物帖 二人源三郎』(かもめ書房 S.22)に分割されて、再発行された。
昭和16年の『錦吾捕物帖 物言ふ人形』熊谷書房が、『怪盗江戸小僧』(八千代書院 s23)となって再発行された。
(『物いふ人形』も「空中喪」で丁度249頁になります。紙型流用はほぼ間違いなし)
金鈴社、八千代書院に熊谷市郎さんが関係していたかは別にして、戦前のぷろふいる社、熊谷書房の出版物から、金鈴社、八千代書院も交えて、紙型が流用され続けていた可能性が高いですね。
すべての出版社に編集者として関わっていた九鬼紫郎の著者が、調査のキーになるのでしょうか?
No.1111 風狂 さん
> 「海底諜報局」三版の書影転載OKです。
> HPの画像を取り込めるのでしょうか?
ありがとうございます。ありがとうございます。
ちゃんとしたお礼と、RESはもう一度いたします。
No.1102 TAKUYA さん
> 結城昌治著「暗い落日」「公園には誰もいない」「炎の終わり」に登場する探偵真木シリーズに6編の短編が存在するらしいのですが、
> 何か情報がありましたら返信願います。
メールまで頂いたのに、返事が遅れてスミマセン。
少し調べてはみたのですが、私にはお答えできませんでした。
日下さん、ご教示ありがとうございます。
日下さんに、お答えただければ最強の回答といって良いでしょう。
ちなみに、「日本ミステリー事典」にも短編は4編となっています。(紺野俊秋さん執筆)
No.1104 須川 毅 さん
> 「全力をあげて」はとても嬉しいです。僕の探求書の中の難関2冊を今度
> お目に掛かった時にお願いしようと思っています。Aは、持っている人は
> 1人、探している人は僕を含め2人。Bは持っている人は3人、探している
> 人は数人?と言ったところです。(僕の知っている範囲で)
> 安い本ですが古書店巡りの励みになるはずです。(^○^)
なんだろうなぁ、その本は。
妙に気になります。(笑)
(もちろん、教えていただく必要はありません)
>平山さんは「明智小五郎年代学」を発行されていた方だったんですね。
>この本は、古書目録で注文して外れた事がありました。
>まだ在庫は有りますか?
オーナー様、
いまごろこの本が話題になるとは…。汗顔の至りです。古書目録に出ていたのですか?いったいいくらの値段がついていたのでしょうか。興味のあるところです。実のところ、在庫は山のようにあります。
郵便振替
ジャパニーズ・キャビネット
番号:00110-3-46403
に400円御送金ください。送料込みです。先日友人にコミケで売れば売れるよ、とはいわれましたが、そこまで若さはく、ちょびちょびとホームページで一月に一冊ぐらい売っている状態です。
しれませんね、戦中って。>オーナー様。
「爆発的な増加」といい、「短期間の淘汰」といいホントにソックリで、さすがに的を射た喩えだと思います。
『ワンダフル・ライフ』で印象的だったエピソードは、アロマノカリスの口の部分の化石を見て、独立した生物だと思っていたところです。私も後の大作家(アロマノカリス)の一部(変名で発表した小説)を見つけて、「ナゾの作家」などと持ち上げたりしているかもしれません。
こういう誤りを正すには、何と言ってもバージェス頁岩のような豊富な資料が必要です。はてさて、どこにあるものやら。
すると、貸本時代は差し詰め白亜紀でしょうか。貸本の流行作家は恐竜のようなものです。栄華を誇っていたものの、テレビの普及という「天災」で絶滅してしまいました。そして当時、身体も小さく、小回りがきいていた温血動物たち(当時の若手作家)が進化して、現在流行作家になっているところもソックリかと。
その時代のことを知るには、化石(古書)の発掘が必要です。風狂様をはじめ皆様、よろしくお願いいたします。私はあまりネットでの購入をしないので、「紙の目録」についてお伺いした次第です。レスありがとうございました。>風狂様。おっしゃる通りで、メモ帳で目録を作るのは、やっぱり大変だと思いますよ。
『抱茗荷の説』は、山下氏の書庫で実見したことがあります。『ぷろふいる』創刊号のオバケが表紙に配してあって、当時の律義さ(仙花紙本ってどこかしらオリジナル装丁を意識しています。この本についてはちょっと違いますが)が偲ばれます。
この律義さについては、ちょっと発見したことがあるので、裏付けを取ってどこかで発表したいと思っています。先日も書きましたが、高志書房の虫太郎本の装丁など、仙花紙本の装丁って、面白いことが発見できます。書いてある内容に目が向きがちですが、「デザインというソフト」も戦前の再利用なのです。つまり、内容だけでなく、外観も戦前を引きずっているということなのです。
面白いテーマだと思うのですが。いかがでしょう。
「海底諜報局」三版の書影転載OKです。
HPの画像を取り込めるのでしょうか?
パソコンのハード・ソフト共に操作が不慣れなもので、(扱いだして半年ほどしか
経っていません)四苦八苦していて、目録入力が滞っています。
現在メモ帳を使っていますが、ワードにすべきかエクセルにすべきか、
はたまたプリンターに出力しても幅が揃わないとか、問題が山積みの状態です。
そんな程度で悩んでいるような状況ですので、紙の目録を作りたくとも手を
つけられません。入力に掛かれませんから。難儀です。
ところで、「海底諜報局」三版は再販より早い発行なんですが。
(見間違いか?)
部数も4000部とか。
発行年と版数の誤植が考えられるかもしれません。
巻末にS18年発行らしい本の広告が載っていましたから、その可能性が
考えられるかも。
書影の話ついでに、、、
「小笛事件」の書影は『大衆文芸図誌』よりも山下武という人の
「探偵小説の饗宴」に出ているものの方が本の存在感があって、
いいのではないでしょうか。「抱茗荷の説」も載っていますし。
「南海の太陽兒」の書影は別冊太陽102 古書遊覧 にあります。
共にご存知でしょうけれど、一筆。
No.1091 平山雄一 さん
わざわざ、お礼のご挨拶、ありがとうございます。
平山さんは「明智小五郎年代学」を発行されていた方だったんですね。
重ねて、不明をお詫びいたします。
この本は、古書目録で注文して外れた事がありました。
まだ在庫は有りますか?
> ほんとに敷居が高いです…。大阪圭吉と渡辺圭助以外ほとんど知らない作家です…。
平山さんはご謙遜だと思いますが、私は本当に知らないです。
かろうじて知っていたのは、穂積驚くらい。
それも、変わった読み方をする名前の作家だからです。(もちろん本名なんて知らない!)
末永さんの挙げられたような作家は、知らなくても恥ずかしくないと思います。
(ですよね? (;^_^;) )
No.1100 桜 さん
> 小林さん、一説には、『海底諜報局』は4版まで、『ほがらか夫人』は6版まで、ということですか、何かの書物にかかれていたのでしょうか、知りたくなりました。同じ
情報源は、杉浦俊彦さんがまとめられた「大阪圭吉の「自筆作品目録」」です。
それによると、発行部数は 初版から順に
『海底諜報局』 3,200、800、6,000、4,000部
『ほがらか夫人』 5,000、3,000、3,000、4,000、5,000、5,000部
だそうです。
生前、大阪圭吉が残したメモが元になっているので、信憑性は高いと思います。
(部数にあわせて、受け取った印税額も書いてあります)
『ほがらか夫人』は2万5千部も発行された事になります。
> 初版でも、装丁が異なるものもあるので、一応確認して購入しますが、これも大変ですね。
大阪圭吉の本を版違いまで購入するのは大変です。(泣)
発行部数も多いので、あまり高くしないで下さい。 >古書店様 (懇願)
No.1085、1086 末永昭二 さん
『実話と講談』、梁取三義 について、教えていただいてありがとうございます。
> これらの人々は、ほとんど戦後には姿を消しているようです(名前を変えている可能性はありますが)。かと言って、戦前のエログロナンセンス時代(昭和一桁)の雑
> 誌でも名前を見ないような気がします。
> ということから、「この時期には、戦前とも戦後とも断絶した一群の作家が結構派手に活躍していたが、記録が残っていないので忘れられているのではないか」と妄
> 想しているわけです。まったくの妄想かもしれないので、それこそ話半分にしてほしいのですが。でも、『戦線文庫』などのメジャーではない戦中の小型雑誌って、ほ
> とんど知らない「小説家」ばかりで「日本にはこんなに小説家がいたのか」と驚くばかりです。
>
大東亜戦争の時代は、大衆小説のカンブリア紀だった。
小型娯楽雑誌は、現代のバージェス頁岩だ。
そこには、現代では想像も出来ないほど多様で奇妙な小説家達が活躍していた、と言う事ですか?
> こういった作家のやって来たことは一体何だったのかというのを発掘していきたいですね。ちょっと妄想が入ってしまいましたが、これが妄想であるかどうかを確かめ
> るためにも、せっせとブツを買わなきゃならないです。われながら因果な話です。
新しい「ワンダフルライフ」が書かれそうですね。
期待しています。 ぜひとも研究を進めて下さい。
No.1087 桜 さん
> 末永さんの解説で、一層、理解できました、「慰問用」の雑誌、私も所有しています。そのなかの一冊は手紙代わりに使用されていました。
「慰問用の雑誌」「書籍」には、いろいろな歴史や思いが閉じ込められていそうですね。
No.1088、1094 喜国雅彦 さん
> 慰問雑誌の話題が出ていますが、常々考えていることが一つ。
> 『もし自分が生きているのが戦時下で、「戦意高揚マンガ」しか描かせてもらえなかったら、果たして自分はどうしたであろうか』
> ひねくれモノなので「こういうのは駄目だ」「こういうのを描け」と言われるならきっと描いてないでしょうけど、それしか生活の手段がなかったとしたら……いや、やっ
> ぱり描いてないですね。
私の場合、サラリーマン根性が染み込んでいるので、与えられた場で全力を尽くしてしまいそうです。 (;^_^;)
そして、戦争犯罪人になってしまうのか…
それはともかく、あの戦争の時代に「何を書いていたか」だけでなく「書いていない」ことも重要だとは、私も考えていました。
ちゃんと調べたわけではないので、何ともいえませんが、乱歩の場合、他の作家のラインナップから、当然書いているべきと思われる場所に、書いていない事が多いような気がします。
例えば、大阪圭吉も書いている「辻小説」「辻小説」など。
そういう意味からも、(国策に添っていたはずの)「慰問雑誌」を調べれば、発見があるかも知れません。
> エッセイでああゆうぶつ切り終わりは今までないだろうと思ってやったものです。気持ち悪くていい終わりになったと自負しましたが、
> 読まされるほうはたまりませんよね。
双葉社の校正の方は、困ったでしょうね(笑)
日下さん、ありがとうございます。そういえば、あの1989年のもの、まだ、セットで販売していました。
『天狗岬殺人事件』山田風太郎。日下さんの解説で書かれていた、それを掲載した「孔雀」は昭和二四年一月号ですが、その創刊号を昨日手に入れました。
昭和二三年七月号
です。「産業の日本」の改題でした。
そこには、海野十三「人を見たら」や横山泰三の小説、「一回でピッタリ」がありました。
海野さんの作品には、甲田探偵、乙谷探偵、スリが登場、なんとも,不思議な小説でした。
日下です。
>桜さま
「彷書月刊」のクレジットは、本来小栗の方に入るべき
ところを、誤って加田伶太郎に入れてしまったものです。
いろいろと不手際が多くて申し訳ありません。校了寸前
まで発掘した資料を五月雨式に突っ込んでいたものです
ので、土壇場では、かなり混乱してしまったようです。
「彷書月刊」の版元・弘隆社から、クレジットを入れる
ようにとのクレームが来たのも、ホントにギリギリでし
た。常識的には、十数年前のエッセイの掲載誌の編集部
にまで、許可を取る必要はないはずですが、弘隆社さん
の「当該の小栗特集号はバックナンバーとしてまだ販売
しているので」という説明で納得。うーん、いわれてみ
れば、なるほど、そうでしたね。
>TAKUYA さま
真木シリーズの短篇は、『死んだ夜明けに』(講談社文
庫)という短篇集に「霧が流れた」「風が過ぎた」「夜
が暗いように」の三本が収録されています。たしかもう
一本あったはずですが、全部で六篇あるというのは初耳
です。逆に、その情報ソースを教えていただけないでし
ょうか?
日下さんが上げられました『怪盗江戸小僧』という本、これが八千代書院発行ということですので、やはり、小林さん、八千代書院まで範囲をひろげなければなりませんね。
東光出版(社か)代理八千代書院ということで、しかも、「別冊仮面」も刊行しているので、ここまで、ひろがるのでしょうか。
日下さん、No.1078(2001/03/05)での、下の方の私の書き込み、お忙しいこととおもいますが、よろしくお願いします。
TAKUYAさん、結城さんの,真木シリーズ、「日本ミステリー事典」によれば、「91−92年には真木3部作の改訂版を発表」とあります。
個人的には、「暗い落日」「終着駅」にひかれていました。
日下です。
> 小林文庫オーナーさま
>No.1064 日下三蔵 さん
>> title:敷居は高いですよ……
>> もっとも、Kashibaさんには言われたくなかろうと
>> 思いますが(笑)
>
> kashibaさんも、もちろんですが、日下さんには、もっと言われたく
>ないような気がしますが(笑)
しまった(笑)
……などといいながら、こんな話題で申し訳ありませんが。
> 『錦吾捕物帖 物言ふ人形』熊谷書房 s16.12.15初版(中身は、稲妻左近もの)
> 1. 怪盗江戸小僧
> 2. 変幻女絵師
> 3. 薬袋の謎
> 4. 物言ふ人形
> 5. 死人船
> 6. 虫払香炉始末
> 7. 空中喪
> 8. 蛙男
この本と同一内容の『怪盗江戸小僧』という本を所持しています。
昭和二十三年七月十五日 八千代書院発行
九鬼澹名義(ただ、字は「膽」になってます。それはキモだ!)
8話の「蛙男」は未収録で本文249ページ。主人公は錦吾。
紙型流用っぽいかんじです。
桜さんの報告では、ぷろふいるの広告に八千代書院の名があった
そうですから、何らかの関係があるのでしょうか。
八千代書院は、九鬼の短篇集『怪奇探偵小説集』の版元ですね。
>須川毅さま
>>日下さん
>安い本ですが古書店巡りの励みになるはずです。(^○^)
了解しました〜。
>日下さん
「全力をあげて」はとても嬉しいです。僕の探求書の中の難関2冊を今度
お目に掛かった時にお願いしようと思っています。Aは、持っている人は
1人、探している人は僕を含め2人。Bは持っている人は3人、探している
人は数人?と言ったところです。(僕の知っている範囲で)
安い本ですが古書店巡りの励みになるはずです。(^○^)
結城昌治著「暗い落日」「公園には誰もいない」「炎の終わり」に登場する探偵真木シリーズに6編の短編が存在するらしいのですが、何か情報がありましたら返信願います。
結城昌治のミステリーは現在ほとんどが絶版になっており、入手できた短編集には探偵・真木が登場するものはありませんでした。上記3作の長編も’93年に講談社文庫より復刊された際やっと読めました。ご存知の方宜しくお願いいたします。
結城昌治著「暗い落日」「公園には誰もいない」「炎の終わり」に登場する探偵真木シリーズに6編の短編が存在するらしいのですが、何か情報がありましたら返信願います。
結城昌治のミステリーは現在ほとんどが絶版になっており、入手できた短編集には探偵・真木が登場するものはありませんでした。上記3作の長編も’93年に講談社文庫より復刊された際やっと読めました。ご存知の方宜しくお願いいたします。
日下です。
>須川毅さま
>>日下さん
>本書は僕には豚に真珠です。次回お目に掛かった時に差し上げますので資料と
>して御活用下さい。従って、M4のままです。 (^○^)
ぐはっ。マジですか? ありがとうございます。ありがとう
ございます。こんな役得があってもいいのだろうか…。夢の
ようです〜。
♯お礼といっても本でしかお返しできませんが、何かお探し
♯の本がありましたら、お申しつけ下さい。全力で探します。
小林さん、一説には、『海底諜報局』は4版まで、『ほがらか夫人』は6版まで、ということですか、何かの書物にかかれていたのでしょうか、知りたくなりました。同じ初版でも、装丁が異なるものもあるので、一応確認して購入しますが、これも大変ですね。
末永さん、『戦線文庫』が他の目録に出ていましたが、これも競争であたらなかったようです。
今年の目録についてどうやら目録がきてもあたるのは少ないようだ、と書きましたので調べてみました。1,2月でみます。
昨年 21冊(1月)、18冊(2月)
今年 28冊(1月)、13冊(2月)
のように、目録の数はおおよそ同じでしたが、しかし、入手はどうなのでしょうか。
昨年 1月には、18点(12ヶ所)、2月には、7点(6ヶ所)
今年 1月には、11点(7ヶ所)、 2月には、8点(5ヶ所)
のようになりました。昨年では、1月が特異的でしたので、今年、あたらない、とおもったようです。それをのぞけば、いつもと同じ年なのでしょうか。
書いている人がいたので、ご参考までに、URLを貼り付けておきます。
ちょうど彩古さんがお持ちの第23集です。書影入り。
いいですね。
『戦線文庫』を見たら必ず買うって言う人は私の知っている範囲でもいますよ。コンピューターを使わない人なので、こういう場所にはいらっしゃいませんが。
実は、私が先日ご紹介した『明朗小説集』は風狂さんから購入したものでした。お世話になってます。
ところで、もう紙の目録は出されないのでしょうか。>風狂様。
『ユーモア』(『明朗』)は、先日『彷書月刊』でもご紹介いたしましたが、かなり面白い雑誌です。
オーナー様は佐々木邦ということでお好きなのでしょうか。
私は、例によって『明朗』時代(戦中〜終戦直後)に興味があります。版元にも完全には揃っていないということでしたから。
いらっしゃった方はご存知かと思いますが、ここのところ神田の古書会館に大量に雑誌が出ているので、毎週雑誌ばかりひと抱えずつ買ってきて、今、整理に追われています。『ユーモアクラブ』ももちろんあったので買ってきました。
岩堀様。
「蕎麦家の笑い」(家が正しいようです)は昨年出たCDROM「古今東西噺家紳士録」(エーピーピーカンパニー)に収録されています。SPなので短いのはしようがないですが、なかなか面白いです。このCDROMは小島貞二さんが出したものみたいですね。あれはなかなか感動的な企画でした。爆発的に売れたというのもうなずける内容でした。
ガァ〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!
風狂さん
「戦線文庫」の在庫、チェックしないでレスしてすみません。
で、早速HPにうがって、再確認しました。
「海底諜報局」の書影も拝見しました。
そこで大ショックーーッ!!
『海底諜報局』3版は装丁が変わっていたんですね。
風狂さんの目録に『海底諜報局』が有る事も、3版だということも知っていたのに、持っているからいいやと、書影までチェックしていませんでした。
自分の甘さを、思い知らされました。
と言う事は、版違いまでチェックしないとダメ!?
昨今の古書価では、簡単には重複買い出来ないですよ。(泣)
一説には、『海底諜報局』は4版まで、『ほがらか夫人』は6版まで有るようなんですけれど。
ここで、お願いがあります。
風狂さんのHPの『海底諜報局』の書影を、私のHPに転載させていただけないでしょうか。
これは、図々しい、無理なお願いだとは解っています。
ダメなら駄目と、言っていただいて構いません。
ご検討をお願い致します。
P.S.
「戦線文庫」が売り切れとは、ちゃんと価値を解っていて、研究されている方がいるんですね。
それは、こころ強いことです。
「ユーモアクラブ」や「明朗」は、春陽堂というメジャー出版社の雑誌なのに、図書館でも全く見かけないですね。
私としては、「戦線文庫」よりは、こちらの方に興味があります。
志の有る研究者の方の処に行って欲しいですね。
末永様
>逆に、麻耶雄嵩の話だったら、私はまったくついていけないです(笑)。
私も似たようなものです。小林文庫で話題になっているので始めて麻耶雄嵩
を読んでみようと思ったりして。凄いなあとは感じましたが、作品(の良さ)
を充分理解したかとなると自信なしですね。
>それから、ブラックの作品は現在読めないので、どこかで作品集を出して
>ほしいです。某所で企画はあったのですが、底本が揃わないので頓挫
>しました。
それは本当に残念でしたね。もし出たら私も是非買いたいです。
>先日、SP盤を聴いたのですが、速記とおなじく「そいがこの……」と
>いう口調だったのに妙に感動しました。
羨ましいですね。その作品は、「滑稽噺 蕎麦屋の笑い」でしょうか。
小島貞二の「快楽亭ブラック伝」に出てますね。
喜国さん、そうでしたか、あの終わり方は不思議でしたので、次のページをめくりました。
「カッコイイ」の「カ」ですか、でも、見事に、一本、とられました。
私の方は、最近、殆どあたりません。目録がこないことには、出しようがありませんね。
喜国さんは小説とマンガで、密室ものを書かれたということ、そのアンソロジーも楽しみにしています。
今日はありがとうございました。次号も楽しみにしています。
桜さん
いつもエッセイ読んでくれてありがとうございます。
あの文章は「カッコイイ」と続くのですが、あの話はあれで終わりで次回には続きません。理由は本文中にあるように、「本題のゲームはもう終わったので、文章はここで終わりにしたいが、残りを真っ白にしておくわけに行かないので、予定枚数までは書くが、まとめる気はない」というものです。
エッセイでああゆうぶつ切り終わりは今までないだろうと思ってやったものです。気持ち悪くていい終わりになったと自負しましたが、読まされるほうはたまりませんよね。
「慰問用」文庫のほかに、「慰問版」と表紙に小さく印刷された雑誌(?)がありました。「短編読切 傑作読物集」と大きくかかれており、これにひかれて入手しました。文庫の大きさというより雑誌の大きさです。
・奥付けがない(最初からないのでしょうか)
・表紙には日の丸、飛行機、それを見送る、婦人の横向き姿
・見開きにはエプロン姿の婦人(エプロンには日の丸があります)
・「鮮血の召集令」大友健太郎
「軍国の父」玉川晃一(晃一は、あの人と同じ名前)
その他、漫才のネタ(リーガル一門の登場)
状態はよくないです。
「戦線文庫」、3冊あったものの、すべて売り切れました。
買って頂いた方はお分かりと思いますが、極めて状態のいいものでした。
東京の市場で仕入れたもので、地方ではまずお目にかかれません。
あと、「明朗」「日の出」「富士」なども状態のいいものです。
お見逃し無く。(宣伝です)
大阪圭吉「海底諜報局」の三版も売れましたので書影を削除して他の本に
差し替えるつもりですが、目下「古書通信」の原稿締め切りを控えていて、
手が回りません。
ご覧頂くなら今のうちです。
15日、名古屋の市場にて「新作探偵小説全集」の9冊が出品されるので、
出かける予定です。
もし買えれば手元に「疑問の三」があるので10冊揃いになりますが、さて・・・
オーナー様、
山中峯太郎の部屋御訪問ありがとうございます。峯太郎はほとんど話題にも上らない今日この頃、しんみりと寂しく『主婦之友』をひっくり返しております。少年物は値段が高くて研究できません。きっとどこかにお金持ちの研究家がいることでしょうから、芸能人の裏話とか乃木将軍の霊を呼び出す話とかを相手にしています。
岩波文庫の帯ですが、私の見た本に白黒ですが写真がのっています。兵隊さんが皆で本を読んでいる絵がついています。このころは日中事変でしょうか。
陸軍関係の出版でも峯太郎は書いているように想像しますが、『偕行社記事』以外まだ全然手をつけていません。軍人会館から何冊か単行本を出しているので、もしかしたら靖国神社の資料館でなにかみつかるかも、と期待してます。もしなにか峯太郎をお見かけになりましたら、御一報ください。
ほんとに敷居が高いです…。大阪圭吉と渡辺圭助以外ほとんど知らない作家です…。
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