最近の古書誌の話題とは全く無縁で申しわけありませんが…
角川文庫「北村 薫の本格ミステリ・ライブラリー」(前に
桜さんが言及されていたような気が…)読みましたが、中で
「あいびき」(吉行淳之介)が凄いです。先入観なしで読んで
欲しいという編者のコメントですが、よくまあ選んでくれたと
いうかなんというか…。小生が今年読んだ中でダントツに印象
的な作品ですね。角川の宣伝するつもりは毛頭ありませんけど、
一読を薦めます。文庫サイズで4ページですから充分立ち読み
も可能ですが、他にも西條八十の作品とか珍しい物満載ですから
「買い」と思います。
「漫画読本」の話題、なつかしいですね。
すでに、1989年に「『漫画読本』傑作選」というのが、
文春文庫ビジュアル版で出ています。私は、その時点で
ノスタルジーでつい買ってしまいました。
その表紙には「劇画よさらば!帰ってきた’60年代の爆笑」
とあります。この中には、「幽霊に狙われるドライバー」(大伴
昌司)という怪奇譚は載っていますが、推理小説は載っていま
せんね。
ひき続き、書き込み、ご容赦ください。
戸田さん、「漫画読本」掲載の推理小説、さらに、佐賀潜編の『ミステリー入門』にも採用されているのですか。
ありがとうございます。気をつけてさがしてみます。
「漫画読本」を読みますと、いろいろな読物が掲載されており、面白い雑誌のように感じました。
土田さん、「小説ハヤカワHi」13号もそうですが、このシリーズ、巻号数がついているので、あわてて購入したことを記憶しています。
このあたり、入手大変そうですね。
・「推理小説集2」鱒書房は昭和30年9月5日初版発行で、手持ちは再版
情報をありがとうございます。
土田さん、ありがとうございます。
とくに、平井さん、新井さんほかのこと、何かすっきりしました。
>「幻魔大戦」4冊「新井素子」「夢枕獏VS菊池秀行」「銀河英雄伝説」
「ウルフガイ」の8冊
もあるのですね。
本誌の方はすこししか所有していないので、と書きましたが、探しても見当たりませんので、どこかに隠れていると思います。
>「ウルフガイ」は同体裁でもう1冊出ていますが、これはSFアドベンチャーの増刊ではなかったはずです
これは、「タウンムック 平井和正スペシャル vol2」平成5.10.30
でしょうか。たしかに、増刊でもなく、号数もないようです。
・「パステルクラブ」について
「春季号」平成元年4.10、「夏号」平成元年7.20
「秋号」平成元年10.20、「冬号」平成元年12月中旬、ただし未見
これらは「増刊」とかかれていますが、巻号数、号数記載はありませんでした。
土田さんの情報では、最後は大判の季刊、ということですので、
おそらく、私が「灰色」としたのがそれにあたるのでしょうか。
・149号(14巻4号)平成4年10.10
・150号(15巻1号)平成5年1.10
・151号(15巻2号)平成5年4.10
・152号(15巻3号)平成5年7.10
となっていました。
所有しているのは、増刊やら、季刊のものだけですが、私の所有しているのがどうなのか、わかりました。
土田さん、ありがとうございます。ところで、下に上げられた、8冊には、号数があるのでしょうか。それにしても、複雑ですね、時間列はどうなのでしょうか、下の8冊について教えてください。
久々に反応できる話でしたので、書き込み。
実物が全て実家で記憶だけで書きますのでいくつか間違いあると思いますが、
間違いはご指摘ください。
SFアドベンチャーは最初季刊で白背で出た後、隔月刊を経て月刊化。
背は上端が赤でタイトル下に号数表示の時代が長く続き、
赤色単色黄色単色金色単色等の時代へ移り、最後は大判の季刊になって150冊くらいで生涯を終えました。
創刊は通巻には含まれず、出ていたのを知っているのは
「幻魔大戦」4冊「新井素子」「夢枕獏VS菊池秀行」「銀河英雄伝説」
「ウルフガイ」の8冊。平井和正は大判で他は本誌と一緒のサイズ。
「ウルフガイ」は同体裁でもう1冊出ていますが、これは
SFアドベンチャーの増刊ではなかったはずです。
「パステルクラブ」は知ってはおりますが、未見です。これも増刊だと
何冊出たかはわかりませんが号数はもう少し増えますね。
SFマガジンも「パステル」と同じくらいの時期だったかわかりませんが
「小説ハヤカワHi」を13冊を出していますが、こちらは通巻号数に
含まれているため、収まりが悪いです。
当時あまりにも内容がなにのため、買わないでいて苦労していて
いまだに「小説ハヤカワHi」13号が入手できていません。
まあこれは余談ですが。
あと「推理小説集2」鱒書房は
昭和30年9月5日初版発行で、手持ちは再販。
収録作は「現行犯」有馬頼義「妻の見た殺人」永瀬三吾「探偵小説」横溝正史
「キキモラ」香山滋「岩塊」大下宇陀児で、各編あとがき付き。
このシリーズでは怪奇小説集1を持ってます。
あと未所持ですが、「スリラー映画小説集1」には
日影丈吉のノベライズ?が収録されているそうです。
桜さま
『漫画読本』に載った犯人当てミステリが、ある程度『ホシは誰だ?』になっているのは確かですが、同一作者では一編しか採らない、といったようなみたいですので、恐らく収録されていないものの方が多いんじゃないかと思います。
同じく、『漫画読本』の犯人当てミステリを元にまとめたと思われるのが、佐賀潜編の『ミステリー入門』だと思うのですが、これを含めても、まだまだ足りないと思っています。
新聞の広告を見ていたらこんな旅行案内が出ていました。
「江戸川乱歩の世界」
11月4日(日帰り)
東京駅前八時三十分集合、バスで谷中(「D坂の殺人事件」団子坂)、上野、浅草、世田谷、新宿をまわって最後にミステリー文学資料館でミステリ評論家の新保博久さんの特別講演を聞く。
代金は11900円。申込先は毎日新聞旅行、03-3216-5341
友人が連絡をしてみたところ、現在の申込数は一人。十三人あつまらないとポシャるそうです…。
古書店で、状態は悪いが、「推理小説集 1」軽文学新書、鱒書房、昭和30.8.1 再版を、昨日、入手。
高木、大坪、椎名、山田風太郎、江戸川乱歩
の作品が再録されていました。江戸川乱歩「断崖」とあとがき、があります。「1」ということは、続刊があるのでしょうか。
名古屋の目録に、横溝正史「八つ墓村」河野通泰表紙、昭和46、初カバ
の書影があり、相当な値段で掲載されています。
中相作さま
今日、お客さんからの問い合わせがあってやっと思い出したのですが、
あたしが殺したのです 森田雄三 昭36 河出書房新社
の帯に、乱歩の9行の推薦文が入っていますが、既にチェック済みでしょうか?
今でしたら商品が手元にありますので、詳しいことをお知らせできます。
金光寛峯 さん、いわい さん、喜国雅彦 さん、大阪圭吉について情報提供ありがとうございます。
ことに金光寛峯 さんの調査には、大感激、感謝に耐えません。
「印度洋司令の帽子」は、著書にも収録されていないので、全く読んだことがありません。
是非ともコピーをお譲りください。
本日も出社して仕事をしている状況で時間が取れませんので、お礼についてはまた明日以降に書き込ませていただきます。
と言いながら、夕方からはフクさんのオフ会に出席なのですが…。
← 忙しいと言いながら、遊んでいるんじゃねえよ!(自己つっこみ:笑)
ごめんなさい。取りあえずお礼だけ。
「漫画読本」を確認してみますと、下に書きましたが、調べますと、いくつかわからないことが判明しました。
・ある冊数までは、号だけですが、あとは、巻と号で記載されています
それで、通巻がわからないように思われます
・昭和45年9月号が17巻9号で、休刊の言葉が池島信平により述べられています。「漫画読本の16年」とされています
創刊が昭和29年12月号ですので、17年でしょうか
てもとにあるのを数えてみますと、169冊(!)でした。
古書店で入手するときには、百数十冊でしたので、いつのまにか増えていて、不思議です。
この169冊で揃いなのでしょうか、気になりまして、だれかご教示おねがいします。
また、そのとき、得たものとして(「SFアドベンチャー」は少ししか所有していません)、「SF アドベンチャー 増刊」として、何か少女小説の趣のある「パステルクラブ」3冊(一冊はダブり)、その他に、背が黄色ではなく、灰色(?)のものが3冊あります。
本誌のほうとは傾向が異なるように思われます。このような増刊号があるとはしりませんでした。本誌をふくめて、増刊号あたりの情報を教えてください。
編集部にて打ち合わせのあと、移転になった古書会館で落ち穂拾いしていたら、「新青年」が千円前後でゴロゴロしているではありませんか。背割れとか、背はがれとか状態が良くありませんでしたが、この値段で転がっていることはまず無いので、「探偵小説傑作集」ばかりを7冊拾ってきました。他に大阪圭吉の「人食い風呂」掲載号がありましたが、「創元文庫から出るからいいや」とスルーしてきたのですが、家に帰ってオーナーのリストを見ると「未見」になっているではないですか。ううむ、拾ってくるべきだったか、と、ちと後悔。
でもって「カンカン虫」掲載号所持しています。どうすればいいですか?>オーナー様
No.501 金光寛峯さま
>ところで明治文庫に雑誌「人性」復刻版 (不二出版)の内容見本が置いてありました。全17巻+別冊
>1巻を 4回配本で刊行予定、総額\374,000で、第 1回配本の第 1〜4巻+別冊と第 2回分の第 5巻〜
>8巻まではすでに出ているようです。
>創生期の医学研究誌で、心理学・衛生学のみならず性科学や民俗学・犯罪生物学まで多様な分野に
>果敢につっこんでいるそうです。乱歩が作品中で取り上げている図書や学者についても何か情報が
>得られるやもしれませんね?
>それで、主要執筆者一覧の項をみると「小酒井光次」という名前が。これって不木の本名ですか?
はい、小酒井不木の本名です。彼は大正4年くらいから本名で医学雑誌に結構頻繁に寄稿しています。
まごうことなき専門誌「中外医事新報」に書かれた「血清内溶血性物質ノ時間的増加附脂肪中毒ニ就テ」
なんていう、門外漢には全然読みたくないようなやつもあります。幅広いテーマ性を持った医学系雑誌と
いう事では、同じ不二出版から出ていた「科学と文芸」「第三帝国」「洪水以後」なんかが有名なところ
ですね。有名といっても、あくまで私にとって、ですけど。
この「人性」や「科学と文芸」なんかの医学・科学雑誌を見ていると、政治・社会と科学・医学がかなり
強力にリンクしていておもろいです。極端かも知れませんが、優生学ってイメージすれば、確かにまるで
見当違いのリンクではない、という気になりますね。
当時の科学はテクニカルな部分での努力と同じくらい「人類の進歩」に対する情熱に溢れとったのかな、と
いうのが私の印象です。
複刻版は嬉しいなあ。これでまた調査が進めやすくなります。
ちなみに不木の最も古い活字化作品と思われる「あら浪」は、「不木生」というペンネームで発表されました。
その意味では「不木」という名前の方が本名より先に世間に出ていたという事になります。
すいません、得意ネタで場所を塞いでしまいました。
やよいさん、
ご存知か思いますが、島田一男もあるようですね。犯人あての推理小説でしょうか。
しかし、下にあげられた14巻もあるということは、私のは完全な揃いではなくて、創刊号からある号までの、揃い、ということになるのでしょうか。
確認してみます。ありがとうございます。
いわいさん、「漫画讀本」掲載作品についての情報をありがとうございます。『ホシは誰だ?』文藝春秋編 にあるということで、探してみます。
実は、静岡の古書店で、ある本を購入したとき、おまけとして(?)、「漫画読本」創刊から、百数十冊、揃いで、二万円で購入しないか、といわれて、つい、購入してしまいました。
話をうかがいますと、文芸春秋社には揃いがないということで、2揃いのうちの、ひとつをおさめましたが、あと1揃いあるということでした。
購入後、置いたままにしていましたが、場所をとるので移動・整理しようと、ページをめくったのですが、初期と後半では、随分、違いがあるようです。
「推理小説研究」をみますと、漫画週刊誌にも、推理小説があるようです。集めている方は、きっとおられるのでしょうね。
金光さん、文献探索されて、「ユーモアクラブ」発見。思わず、すごい、と声をあげました。
ある時期、ブームのように、ミステリークラブのある大学で総目録が作成されていましたが、最近ではどうなのでしょうか。
先日、「漫画読本」があるところで話題になって、国会図書館でいくつか見てきましたが、確かにある時期、ミステリ・SF系の作品が多く掲載されていました。
いくつか紹介すると、
「裁判おんなと男」佐賀潜(1967.2-68.12)、「小説 珍芸シリーズ」都筑道夫
(1967.3)、「凄かとよ刑罰」梶山季之(1967.12)、「競馬夫人」三好徹1969.2)、
「あれよ、あれよ」多岐川恭(1969.5)、
「ブラック・ジョーク」都筑道夫(1968.8)、「狙った女」結城昌治(1968.8)、
「日本のお化け 日本”怪異”」戸板康二(1969.8)、
「孝女の趣向」戸板康二(1969.9)、等
1968.9は特集が「長篇漫画特集 オレは名探偵」と「小説特集 エロチック・ミ
ステリー」の2本立。小説は「憑きの実態」(川上宗薫)、「変な女に感謝」
(笹沢佐保)、「天使ミチルの唄」(河野典生)、「似たりよったり」(日影
丈吉)、「悪魔学入門」(都筑道夫)
ちなみに14巻12号〜17巻
まだまだ沢山ありそうなので、総目録、是非見たいです。
2001/09/23 小林文庫オーナーは書きました:
title:大阪圭吉作品リストについて、お願い
>「大阪圭吉作品リスト」の、再整備を行いたいと思っています。
> 特に以下情報を求めています。
> 持っている方はもちろん、所蔵している機関などの情報を、教えて下さい。
>◇ 「ユーモアクラブ」「奇譚」「讀切講談」「戦線文庫」「にっぽん」については、ほとんど未見です。
>◇ 「近代生活」「少女の友」「新天地」「新国民」の該当号も未見です。
> 「近代生活」昭和13年2月号は、何年か前に、愛知県の古書店の目録に掲載されたことがあります。
>◇ 會津信吾氏『日本科学小説年表』によると、雑誌「くろがね叢書」昭和19年12月号に、「海底諜報局」
> が再録された、とあります。
>◇ おそらく満洲で発行された雑誌「ますらお」「満洲良男」について、ご存知ありませんか?
>◇ 第8著書『誓ひの魚雷』については、本当に発行されたかどうかを、確認できていません。
これらをかたっぱしから webcat で検索したところ「ユーモアクラブ」が一冊だけ、昭和17年 5月
号が東京大学法学部所属近代日本法政史料センター明治新聞雑誌文庫に所蔵されていることがわか
りましたので、閲覧してきました。
ユーモアもの「印度洋司令の帽子」が掲載されていました。詳細は大阪圭吉掲示板の 5日付書込を
ご覧ください。青空文庫でお前ちょっと復刻しろよ、と言われたら…… ちょっと躊躇しますねぇ。
正直なところ。
ところで明治文庫に雑誌「人性」復刻版 (不二出版)の内容見本が置いてありました。全17巻+別冊
1巻を 4回配本で刊行予定、総額\374,000で、第 1回配本の第 1〜4巻+別冊と第 2回分の第 5巻〜
8巻まではすでに出ているようです。
創生期の医学研究誌で、心理学・衛生学のみならず性科学や民俗学・犯罪生物学まで多様な分野に
果敢につっこんでいるそうです。乱歩が作品中で取り上げている図書や学者についても何か情報が
得られるやもしれませんね。
それで、主要執筆者一覧の項をみると「小酒井光次」という名前が。これって不木の本名ですか?
そうそう、ついでにもう一冊興味深い辞書も見つけました。『隠語辞典集成』(大空社)というシリー
ズで、第 7巻が犯罪編、『世界犯罪隠語大辞典』(西山光・黒岩健共編, 元版「犯罪実話」昭和 8年
新年号付録, 大同書房)を含め 4冊を 1冊にまとめて復刻したものです。他にも「モダン編」の巻な
どいろいろ出ていまして、これも乱歩作品のアヤしい人名や「ワンタン屋」等を知る手がかりになり
そうです。私はちょっと時間がなくて精読は今回叶いませんでしたが。
*
「文芸春秋 漫画読本」は見かけると買っています。そのうち総目次を作りたいものなのですが…
>僭越ですが、「漫画讀本」掲載作品は『ホシは誰だ?』文藝春秋編 にある程度
>まとめられています。入っていない作品もあるかもしれませんが。
あぁ、これは貴重なご教示ありがとうございます!
*
>> 先に名前をあげられた方は、相当苦労されているようですね。
> 苦労されているんですか!?
> 「探偵実話」「探偵倶楽部」の書誌には、期待しているんで、残念ですね。
実現を期待したいですね、若狭さんがんばって! 見つけたらいくらでも送るんですが…
「探偵倶楽部」は完全収集、「探偵実話」があとわずか、昭和25年の 1巻 2号と 4号、26年が
数号残すのみ。じりじりとにじりよってはおられるのでしょうか。
*
司馬遼太郎作品では「世に棲む日々」はあまり言及されることがないようですが、故藤沢周平
氏が高く評価しておりました。なにかの司馬追悼特集誌に寄せた文章で、「司馬作品ももっと
読んでみたいと思っているのだが、もう私自身残された時間が少なく書いておくべき作品がま
だあるので暇がない。それに司馬作品は「世に棲む日々」を読んで、もう司馬はこれ一作でい
いと断言してしまうくらい感動したのであるし」云々と書いておられた記憶があります。掲載
誌が手元になく正確な引用はできませんが、趣旨の大筋は合っていると思います。
ミステリじゃありませんがね ;-p
ご無沙汰しています
>中さま
まだご覧になっていますでしょうか。一区切りした後となり恐縮です。
約一ヶ月の内容ですが、江戸川乱歩アンソロジーリストβ版昭和歿後篇で載って
いない物がありましたので一応。現物は、さてどこにしまったか状態になっていま
して、結局再確認しておりません。全てノベルスの文庫化です。
『下り「はつかり」』鮎川哲也編 光文社文庫 1986.06.20 「押絵と旅する男」
『急行出雲』鮎川哲也編 光文社文庫 1986.07.20 「一枚の切符」
『四次元の殺人』石川喬司編 光文社文庫 1990.03.20 「鏡地獄」
今頃、しかも中途半端状態で申し訳ありません。既にご承知の事かもしれません
が。
>小林オーナーさま
瑣末事ですが、探偵実話臨時増刊「春の探偵小説祭り」昭和32年3月のグラビア
「思い出の写真集」の「昭和十一年海野十三氏出版記念会にて」という集合写真に
大阪圭吉が入っていました。結構集まっていたのですね。
>桜さま
僭越ですが、「漫画讀本」掲載作品は『ホシは誰だ?』文藝春秋編 にある程度
まとめられています。入っていない作品もあるかもしれませんが。
今年、静岡にある、古書店から入手したものに、「漫画読本」がありますが、中味を読んでいなくて、しばらく振りにめくりますと、昭和30年代、40年代のものには、推理小説が掲載されていることに気付きました。飛鳥高、島田一男、高原弘吉、鮎川哲也など、その他、たくさんありますが、「推理小説研究」にもその書名がありません。一部、掲載されていますが。
この頃の漫画雑誌についての研究はあるような気もしますが、いかがでしょうか。
小林さん、「著者にとって」が最初につくと、個人的に考えるようにしていますが、深く考えたことがないので確かではありません。
そうです、手元にあるのをみますと、いくつか、改装、異装がありますね。
大阪圭吉「新婚寝台車」は、「大阪圭吉研究 4集」に掲載されています。
がんりょ さん、こんにちは。
お名前は、「カトレアの泉」で拝見しています。
リンク、ありがとうございます。
リンクには、何も問題ないです。
私も、加納朋子MLの会員ですので、そちらでも、もよろしくお願いします。
桜さん
あら、あら。 桜さんでも、持っていない雑誌がありましたか?
それは、失礼しました。
「探偵春秋」1月号は、神奈川近代文学館で閲覧した筈なので、また行けば良いんですけど、なかなか時間が取れません。
著者後書きには、『青春赤道祭』の初版本は、「日本で最初の書き下ろし長編ユーモア小説である」とありますけれど、本当なんでしょうか?
この本も改装版だと言う事は、この出版社は改装本が多いのですね。
はじめまして、加納朋子ファンで
たどってここまできました。
新作やっと手に入れてこれから読むのが楽しみです。
さて、勝手ながら私の読書系サイトから貴サイトへのリンクを張らせていただきました。問題があれば指摘してください。
古書目録、九月は、25冊。一月から九月までは、全部で211冊でした。昨年は、212冊でしたので、変化はありません。
仰天の騎士さん、いえ、そんなにアタリになりません。東都ミステリー、それぞれ、七名ぐらいの競争らしく、そのなかの、あるものはアタリになりませんでした。
偶然です、アタラナイのはここに書きませんから、アタリが多いように思われがちですが、確率的には低いと思います。
「山沢晴雄4」がでましたか、年に1度の楽しみですね。
小林さん、「探偵春秋」の12年1月号は、所有していません。欠けています。
神田の有名書店にあった『青春赤道祭』。以前、私もそこで入手しました。再版と三版がありますので、それらは異装本になるようです。
この初版本がなかなかなくて、装丁と、タイトルも異なるため、欲しいのですが、遭遇していません。
末永さん、ハリスさんの『ぼくは日本兵だった』、出版関係はなく、また、宝石への小説掲載の事情もないようですね。
新聞でのインタビュー。古書価がうごくということは考えさせられますね。
桜さん、こんにちは(^o^)ノ
ああ、東都ミステリ−も注文していたのですが、どうやら・・(/_;)ヨヨヨ
29日抽選分も音沙汰なしなので、実りのない秋です。
そういやあ「山沢晴雄4」出ましたね。これは抽選じゃないから、
良かった良かった>おいおい
桜さんのひきの強さ、あ、あやかりたいぞおおお!
小林文庫です。
あまりの展開の速さ、話題の幅広さに、とても応対できません。
掲示板のナビゲータ役を務めるのはもう無理ですが、管理人としての役割は放棄していませんので、よろしくお願いします。
古本まゆ さん
何か有りました?(笑)
基本的に、この掲示板(ゲストブック)で起きている事は、私に責任がある、と言う事で、どなたからも謝っていただく必要は有りません。
その代わり、この掲示板の管理者は私だ、と宣言させてもらいます。
管理者としては「ミステリーに関する話題であれば」発言を制限したり、方向性を定めたりするつもりは有りません。
私が、「やめて下さい」と言わない限りは許容されているものとして、遠慮無く投稿してください。
(ただし、冒頭の精神は尊重してください。
また、掲示板運営に関して、冒頭の精神と、私の意志を尊重するつもりの無い方は、投稿をご遠慮下さい。)
…ですから、ご心配なく。
中さん
わぁ、中さんが登場されなくなるのは、寂しいです。
そんな事を言わずに、せめて時々は登場して下さい。
中さんの芸(ギャグ?)も、読みたいし…。
桜さん
> 先に名前をあげられた方は、相当苦労されているようですね。
苦労されているんですか!?
「探偵実話」「探偵倶楽部」の書誌には、期待しているんで、残念ですね。
> 「ぷろふいる」も所有していますので、ないようでしたら、資料として送ります。
ありがとうございます。
手塚さんの「大阪圭吉研究」も所有されているとは、流石と言うか?、当然というか?、やはり桜さんですね。
「作品リスト」で空白となっている雑誌は、原本またはコピーを所有しているはずですが、どこにしまったか解らない、と言うものです。
「花束の虫」初出の「ぷろふいる」は、所有しているはずです。「大阪圭吉研究」も持ってます。
ついでに、お言葉に甘えて、別の事を質問して良いでしょうか?
桜さんの事ですから「探偵春秋」は所有されていると思いますが、その12年1月号の「らくがき」というコーナーは、大阪圭吉の紹介だった筈です。
本当にそうでしょうか? また、その似顔絵の作者名は記述されているでしょうか?
> 最近入手した本は?
うぅーん、これといった本の収穫がありません。
残念だったのは、末永さんも「載りますように、載りますように」と祈願されているという「奇譚」。
最近2〜3ヶ月くらいの間に、3回注文しましたが、全部外れました。
内2回は、近代文学館で所有している号だったので、いいんですけど。
神田の有名書店に注文したときは、はずみで『青春赤道祭』耶止説夫を一緒にお願いして、こちらは当たってしまいました。
(当然、桜さんは所有されてますよね)
末永さん
末永さんも登場されないと、寂しいです。
また、どんどん書き込みお願いします。
「某誌の特集」、なんだか解りませんが(笑)楽しみです。
「貸本小説」広告は良く見かけますね。
書評についても、どの雑誌に載ったとか、教えて下さい。
最期に
有る方から、「くろがね叢書」第二十五輯(昭和19年12月31日)に、大阪圭吉「海底諜報局」が再録されていると、教えていただきました。
ありがとうございました。
恐るべし「くろがね叢書」。
今日はここまでで許して下さい。
ご返事できていない方、ごめんなさい。
ここのところ某誌の特集にかかりっきりで、ご無沙汰してしまいました。どうも精神的に余裕がなかったので遠慮していましたが、やっと校了したので、またお邪魔します。
いろいろ参加したいお話もありました。司馬遼太郎はニガテだとか(笑)。
ボチボチと追いつくつもりです。
おかげさまで、拙著はいろいろなところで書評していただき(日下さん改めて御礼申し上げます)、好調とのことです。ビンラディンのおかげで2週も延期された日経も無事掲載されましたし(石井さんご紹介ありがとうございます)。週刊誌にはほとんど載りそうですし、これからは各種月刊誌に載りはじめるので、それに合わせてもう一息がんばって書店まわりをやるつもりです。
桜様。
私は今日、『ぼくは日本兵だった』を入手しました。パラパラと見たのですが、あまり出版関係の話はなさそうですね。
中様。
HPは毎日拝見しておりました。「お姉さんシリーズ」、年賀状の仕掛け(古い話ですいません)同様、笑わせていただきました。
また、何か発見したらお知らせいたします。
ということで、復帰のご挨拶でした。
中様
ゲストブックを今朝会社で見てビックリしました(夕べ家で開かなかった
のがまずかった)。もう投稿はされないという事でしょうか…。
寂しくなりますね、本当に。
探偵論、司馬論、漱石論まだまだやりたかったのですが…。
人それぞれに様々な考えがあって、それを喧嘩でなくワイワイガヤガヤ
やるのは楽しいですね。又、是非戻ってきて頂きたいと思います。
これっきりとは思いたくありません。
『江戸川乱歩著書目録』楽しみにしております。
先日の書き込みで、「名張人外境界」大宴会と書いてしまいました。中さん、
それから案内をして頂いた大熊宏俊さんにも大変失礼しました。
いつかは必ず…。
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